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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

あの後のルート

東京駅で東海道新幹線を見物した後、山岡さんと別れ、京葉線の地下ホームまで行き、ここで、E257系の5+5の10両編成による特急さざなみ19号(東京19時30分発)で帰る黒岩さんを見送りました。

この時の編成は、NB03+NB16編成で、初期型と後期型の組み合わせとなっている。こちらは館山まで全区間10両編成の自由席となっている。

NB03編成(クハE257-503F)は、2004(H16)年8月28日の東京総合車両センターでのイベントの時に展示されていた編成である。

NB16編成は、昨年1月14日に筆者が勝浦から安房鴨川まで乗った時と同じ編成だった。

黒岩さんのほうは、東京寄りのNB03編成側に乗っていた。この利用客が少なかったので、10両編成では輸送力過剰の状態だった。

この時に、201系のケヨ71編成(クハ201-7F)を見ることが出来たけど、こちらは、京浜東北線から転用される209系500番台に置き換えられることになっている。

E331系のほうは、車両故障の影響により、未だに営業運転復帰の目処が立っていない。

京葉線の205系のうち、中央・総武緩行線(元をただせば南武線、京浜東北線)を走っていたクハ205-103Fは、その中間のモハ205-277号車とモハ204-277号車が埼京線・川越線に転用されることになっているので、現在は8両編成となっている。

7月4日に、館山自動車道の君津IC~富津中央ICが開通したことに伴い、館山まで高速道(有料道)1本で行けるようになったので、特急さざなみ号の今後の動向が非常に気になります。

既に日中のさざなみ号は、土曜・休日などに運転される臨時列車に格下げとなっているし。

東京と館山を結ぶ高速バスである房総なのはな号では、館山自動車道の全線開通を受け、7月5日から、館山直行便の新設および増発が行われている。 今回は、20往復から25往復に増便されていた。 従来の上総湊駅および高速竹岡経由便に於いても、高速道を走る区間の拡大により、スピードアップされていた。

黒岩さんのほうは、高速バスの房総なのはな号でも帰ることが出来るけど、全席指定のため、あらかじめ予約が必要となってくる。

房総なのはな号は、1999(H11)年10月1日に、JRバス関東による定期会員制のバスとして開業したのが最初で、当時は、『南房総&海蛍海遊コース』というコース名で3往復運転されていた。

翌年の2000(H12)年6月3日には、定期便に格上げとなり、4往復に増便されていた。

2001(H13)年7月10日には、日東交通も参入し、。「上総湊駅前」「高速竹岡」「高速きょなん・ほた」バス停が新設されていた。 同時に7往復へ。

「高速きょなん・ほた」バス停は、2006(H18)年3月31日をもって廃止されている。

富津中央ICは、佐貫町駅付近にあり、マザー牧場への最寄りのインターチェンジとなっている。

富津中央IC~富津竹岡ICのほうは、2005(H17)年3月19日に開通している。

この後に入ってきた特急わかしお25号(上総一ノ宮行き)もE257系の5+5の10両で、NB19+06編成が使用されていた。

この時には、元山手線のクハ205-1Fを見ることが出来ました。

ここで木沢さんと別れ、東京から新宿まで、中央快速線のE233系のH48編成の中央特快で移動しました。

武蔵境、東小金井、武蔵小金井駅の下り線の高架化は、その日のうちに完了していた。 今後は、上り線部分も高架化されることになっている。 

下りの高架線を走る201系の姿は見られるけど、上り線が高架化される時は、オールE233系化された後になると思われます。

これらの駅の視察は後日行く予定。

新宿から経堂までは、小田急8000形の8261F+5000形の5160Fの急行で移動。

経堂では、北側にある小田急箱根高速バスの車庫の前を通りました。 以前は経堂駅の南側にあったけど、高架・複々線化により、現在地に移転している。

この前の道路には、小田急バスの経堂線(梅01系統、梅ヶ丘駅~経堂、希望ヶ丘団地経由~千歳船橋駅間)および梅ヶ丘線の一部(渋54系統、渋谷~梅ヶ丘駅、経堂経由~希望ヶ丘団地間)が通っている。

経堂駅の北口にある小田急ジョイフルの地下には、経堂駅の連絡通路の跡がある。 経堂駅が地下駅舎だった頃は、ここに連絡口があったのである。

経堂駅の駅名の由来は、昔「経堂在家村」と呼ばれていたからである。

梅ヶ丘は、羽根木公園が梅の名所であるということから名付けられている。

経堂から新宿までは、2000形の2054Fによる区間準急で移動しました。 こちらは梅ヶ丘まで各駅に停車していたけど、複々線区間の末端部である梅ヶ丘駅で急行の待避がありました。

2054Fは、VVVF化されていた2600形の2666Fのインバータ装置が流用されている。

2666Fは、1994(H6)年に2600形の8両編成化されたことにより余剰となったT車が電装化され、2666Fの先頭車がドッキングされた編成だった。 この2666Fが、2000(H12)年に、抵抗制御の2600形の8両固定編成より先に廃車となっていたけど、足回り品が2000形と同じであることから、この時に新造された2054Fに流用されていたのである。

新宿からは山手線で帰りました。区間準急も、各駅停車と同じ地下ホームに到着していたので、JR線への乗り換えが楽でした。
by hy_sengen-sin | 2007-07-09 10:54 | 鉄道乗車記