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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

大宮でのイベント2007

5月26日は、大宮総合車両センターで行われた恒例のイベント「JRおおみや鉄道ふれあいフェア」に行ってきました。

今年は、鉄道博物館開館前の最後のイベントということで、鉄道博物館に展示される予定の車両が披露されていました。

ルート 目白~池袋~赤羽~大宮…(イベント会場)…大宮~尾久…荒川車庫前~三ノ輪橋~大塚駅前…大塚~池袋

まずは、目白から山手線で池袋へ。この時に東武100系スペーシア(107-1F)を見ることが出来ました。

ここから赤羽までは、埼京線の205系(ハエ14、クハ205-122F)で移動。

埼京線の205系のうち、1月21日に川越線の日進~指扇間での踏切事故で被害を受けたハエ24編成(クハ205-143F)のうち、モハユニット+クハを除いた7両が、5月25日に大宮から出場していた。 この時には、自走不能であるために、クモヤ143-11号車による牽引となっていた。この編成には、山手線から転用された6ドア車(サハ204-41、47号車)も含まれている。

特に炎上した4号車のモハ204-388号車の損傷が酷かったので、代替えに京葉車両センターのケヨ21編成(クハ205-103F)のうちの2両からモハユニット(モハ205ー277、モハ204-277号車)が供出されることになったのである。 201系が中央快速線から京葉線にもう1編成転用されていたのはそのためだったのである。

新宿(新木場)寄りの先頭車であるクハ205-143号車も脱線していた。

3月28日には、ケヨ21編成が、川越車両センターに回送されていたけど、ATCが付いていないために、クモヤ143による牽引となっていた。

このモハユニットの一部(モハ205-277、モハ204-277)は、南武線→中央・総武緩行線→京葉線→埼京線という経歴を持つことになった。

保留車となっている6ドア車のサハ204-1~4号車と、廃車予定のサハ205-146~149号車の予定が変更される可能性もある。

残留したケヨ21編成の8両の動向が気になります。 こちらはVVVF改造の上で武蔵野線への転用が可能となっている。

赤羽に到着した後、高崎線のE231系に乗り換えて大宮へ。 この時の編成はU513+U55編成。高崎行きだったので、当然のことながら、前の5両は籠原で切り離されていた。

与野付近では、EF65-1117号機牽引による貨物列車を見ることが出来たけど、この中にはコキ104-715号車も含まれていました。 715の数字で、モーニング娘。の久住小春氏の誕生日である7月15日を思い出しました。

今年7月15日には、名古屋センチュリーホールでハロー!プロジェクトのコンサートが行われるけど、筆者が行かれないのが残念である。 自分は久住小春氏も推しているのに、その15回目の誕生日を生で祝うことが出来なくて申し訳ないです。 

その代わりに7月22日に大阪フェスティバルホールで行われるハロー!プロジェクトのコンサートに行く予定だけど、鉄道活動も合わせて行う予定。やはり18きっぷが使える期間ということでこの日を選んだのである。この時に大阪で樋口君に出会える可能性もあるし。

7月29日にさいたまスーパーアリーナで行われる公演にも行く予定。

因みに、久住小春氏の生誕日である1992(H4)年7月15日は、JR九州でダイヤ改正があった日であり、787系が先代の特急つばめ号(現在はつばめリレー号)でデビューしていた。 JR四国から譲受されたキハ185系による特急ゆふ号(現在は定期運用無し)、特急あそ号(現在は九州横断特急)がデビューした時でもあった。

夏のハロー!プロジェクトのコンサートの東京公演は、2000(H12)年から国立代々木競技場第一体育館で行われていたけど、今年は、アスベスト除去作業の為に使用不能となっているので、さいたまスーパーアリーナで行われることになったのである。

ツアータイトルは、Hello! Project 2007 Summer 10th アニバーサリー大感謝祭
~ハロ☆プロ夏祭り~ となっており、モーニング娘。 を筆頭に、美勇伝、Berryz工房、 ℃-ute、メロン記念日、ハロプロエッグ選抜メンバーが出てくることになっている。

日程は、7月15、16日が名古屋センチュリーホール、7月21、22日が大阪フェスティバルホール、7月28、29日がさいたまスーパーアリーナとなっている。

大宮に到着した後、東口から出て、陸橋付近に出来ている列に並びました。 今回は、昨年とは違って天候に恵まれていたということで、混雑していました。

入口横には、D51-187号機が展示されていました。 昨年までは、その横にEF40-10号機も保存されていたけど、鉄道博物館に移設されていたので、その姿が無くなっていた。 この時には、その解説の表示が残されていたのである。

このD51-187号機は、1938(S13)年に大宮工場(現、大宮総合車両センター)で製造されていた。

これを見た後、会場に入りました。 この後資料館を見た後、体験乗車コーナーの整理券を貰いました。 この時には、最終回の9回目(14時40分発)となっていた。 もっと早い時間だったら、都電のイベントにも掛け持ちで行けていたところだった。

やはり、大宮総合車両センターでのイベント会場は、広いので、短時間で回りきれないということだったので、大宮でのイベントに専念したのである。

都電のイベントのほうは、昨年の6月10日に行ったから充分である。 やはり、9000形レトロ電車の絡みで、6月10日では無く、5月26日に行われていたのである。

屋外の展示スペースには、鉄道博物館に展示される予定のED17-1号機、DD13-1号機、C57-135号機+オハ31-26号車、クモハ40-074号車が展示されていた。

あとは、E721系の導入により順次廃車となる予定の455系のS4編成(クハ455-2F)も、急行表示で展示されていたことも驚きでした。

鉄道博物館には、懐かしの交直流急行色の訓練車として使用されていたクモハ455-1号車が展示される予定となっている。

ED17-1号機のほうは、昨年と同様に屋外に展示されていた。

因みに昨年の屋外の展示車両は、ED17-1号機のほか、ED16-10号機、EF80-36号機、EF58-89号機+ナハネフ22-1号車、EF58-93号機、クハ103-713号車となっていた。

その横の屋内には、鉄道グッズ、弁当の販売、福祉バザー、ペーパークラフト教室、ふわふわバルーン、休憩用113系の展示があったけど、軌陸車の展示も屋外から移設されていた。

休憩用の113系の展示は、モハ112-1506号車1両のみ。 

昨年は、SL(D51-498号機)の検修作業も公開されていた。

このイベントには、2000(H12)年以来8年連続で足を運んだことになった。

ED17-1号機は、1925(T14)年の東海道線の東京~小田原間の電化に備えて登場したイギリス製の電気機関車である。1931(S6)年には、中央線の甲府までの電化により中央線に移っていた。

DD13-1号機は、1958(S33)年に登場した入れ替え用のディーゼル機関車で、液体変速式ディーゼル機関車の基礎となった車両でもある。

C57-135号機は、1940(S15)年に製造された蒸気機関車で、現役当時は、特急、急行列車の牽引で活躍していた。この時には鉄道博物館のヘッドマーク付きで展示されていた。

そのC57形の蒸気機関車の1号機であるC57-1号機は、1937(S12)年製で、今年で70年を迎えていた。 こちらは、1979(S54)年8月1日に国鉄(現JR西日本)の山口線の小郡(現、新山口)~津和野間で復活し、現在でも運転されている。

このSLやまぐち号は、レトロ調に改造された12系客車が使用されている。

山口県と言えば、筆者の1推しであるモーニング娘。の道重さゆみ氏の出身地として有名である。 道重さゆみ氏は、宇部市の出身。

C57-180号機は、ご存じの通り、SLばんえつ物語号として新潟~会津若松間(磐越西線)で活躍しているけど、その修復工事は、大宮工場(現、大宮総合車両センター)で行われていた。今年4月には、大宮総合車両センターでの全般検査から上がっていた。

SLばんえつ物語用の客車(12系)は、今年になってから大幅にリニューアル化されていた。

その客車のお披露目の時(4月14、15日)には、DD53-2号機の牽引により、羽越本線の新津~酒田間で運転されていた。 行きは出羽、帰りは鳥海のHMが付いていた。

オハ31-26号車は、1927(S2)年に初の普通鋼製客車として導入されていた。 こちらは終戦後に青森県の津軽鉄道に譲渡され、1983(S58)年の引退の時まで、冬の風物詩のストーブ列車として活躍していた。

クモハ40-074号車は、1936(S11)年に製造された旧型車両で、現役当時は、中央線や青梅線で活躍していた。 こちらは、1987(S62)年まで国府津電車区(現、国府津車両センター)で職員輸送用として活躍していた。

この時には、東京、立川の表示が出ていた。

JR貨物の大宮車両所には、ATS-PF取り付けにより入場中のEF64-1008号機を見ることが出来ました。 この時には貫通ドアが開いていた。

この後、JR貨物大宮車両所の屋内に入り、EH500-7、EH500-3、EF65-1082、EF75-1034、DE10-1142、DD51-847、EF64-1040、DE10-1554、EH500-2、EF66-11号機、コキ50000号車、コンテナを見ることが出来ました。

EH500-7号機には、三井海上によるたすきリレー号(鉄腕アトム)のヘッドマークが付いていた。その奧には、EF64-61号機もあった。

EH500-3号機は、2分割の上で展示され、半分の1号車が展示用、2号車が車体移動実演用となっていた。このように、2分割されたEH500形電気機関車を見たのは初めてで、普段は見られない状態なので貴重な光景でした。

EF65-1082号機には、あけぼののヘッドマークが付いていた。

ED75-1034号機は、貫通ドアが開いた状態で車体のみが展示されていた。 機器類は外されていた。

各種ディーゼル機関車では、エンジン等が取り外された状態となっていたので、こちらも普段見ることが出来ない光景である。 この時には、外されたエンジンも見ることが出来たし。

EF64-1040号機は、パテが付いていた状態で展示されていたので、ピンク色の機関車となっていた。

コキ50000号車にあるコンテナには、JNRマークの入った緑色のコンテナが3つあり、植物油、植物性硬化油を輸送する丸形のコンテナもあった。こちらは、鉄道博物館に展示される予定。

EH500-2号機は、スーパーグリーンシャトル(みどり、東京~大阪間)のヘッドマークが付いており、車内公開用として展示されていた。 この車内見学は人気があったので、長時間待たされていた。 筆者は見学しなかったけど。

その横には、鉄道博物館に展示される予定のEF66-11号機がありました。

この屋内棟を出たところには、車両部品の販売、ED62-17号機の展示がありました。

ED62-17号機は、現役当時、10年前の1997(H9)年まであった飯田線の貨物輸送等で活躍していた。

こちらは、鉄道博物館での展示の対象とはなっていないので、今後もJR貨物大宮車両所で保存されることが予想されている。

この後は、JRバス関東のブースに行き、ここに展示されている2台の高速バスを見物しました。

まずは、JRバステック(JRバス関東の子会社)によるスワローエクスプレス(いすゞガーラ、0401、足立200か11-17号車)を見物しました。

こちらは、東京~名古屋間の東名ハイウェイバスの4往復(特急または超特急便)で活躍している。 営業運転開始は、愛・地球博が開幕した2005(H17)年3月25日のことだった。

この車両は、広い座席、マイナスイオン発生装置付空気清浄機、パソコン用電源(後方4席)が搭載されていることが特徴である。 こちらは2+2の4列シートで後方にトイレがある。

座席定員は38席でゆったり仕様のシートで座り心地がよかったです。この時に空調が効いていたし。

JRバステック担当便は、東京駅 7:00(特急)、8:00(超特急)、15:00(超特急)、17時20分(超特急)

名古屋駅 7:00(超特急)、9:00(超特急)、16:00(超特急)、17:00(超特急)の4往復となっている。

その他の東京~名古屋間の便は、JRバス関東が2往復で、他は全てJR東海の子会社であるJR東海バス担当となっている。

この次は、ドリーム大阪などで使用されている三菱ふそうエアロキングという2階建てバスの見物。 番号は、D674-05507(足立200か12-73)で、2005(H17)年に導入された車両となっている。 三菱ふそうのエアロキングは、2005(H17)年に製造が打ち切られていたので、末期モデルでの導入となっていた。 一昨年の東京総合車両センターでのイベントの時には、この三菱ふそうエアロキングが展示されていたことを覚えている。

形式は、MU612TXで、エンジンは8M21形。 定員は1階が8席で、2階が30席。 

1階部分には、トイレのほか、車椅子スペースもあるし、段差が無いので、ノンステップバスと同様の状態となっている。

このときには、見物客で混雑していました。

この時に空調が掛かっていなかったので暑かったです。 2階部分は窓が開かないので。

実際は、このゆったりシートに身を委ねながら乗ることになる。

この時にはちびっ子を対象に運転席での記念撮影も行われていた。

この後に、工場棟を見物したけど、入場中の田町の211系、幕張の113系、253系NE’Xを見ることが出来ました。 こちらは、鎌倉総合車両センター(旧大船工場)では当たり前のように見られていた光景だったのである。

この113系には、15-2、鎌倉総合車両セの表示があったので、それを撮影しました。

こちらでも、湘南色が現れていた状態だったので、5月22日に入場した編成であることが分かります。

確認出来た車番は、モハ211-2029、クハ111-2056号車。

この後、再びJR貨物の大宮車両所を見物。

この後、トラバーサーに乗り、食堂でラーメンを食べました。

14時台には、EH500-3号機の分割車体の吊り上げ、移動実演を見ることが出来ました。 この時には、山岡さんと黒岩さんに出会いました。

この後には、E257系500番台の体験乗車コーナーに行き、E257系500番台による試乗列車に乗りました。 この時に使用されていたのは、NB501編成(クハE257-501F)で、2004(H16)年8月の千葉駅および両国駅での展示会に使用されていた編成である。

こちらは、9回運転され、ホームライナー津田沼、かいじ、あずさの表示で運転されていた。

この時には、座席も指定されていたので、1号車の12Dに着席しました。 こちらは、鉄道博物館とは反対の座席だった。

この時には鉄道博物館横の試運転線を通過。 確認出来た車両は、クハ481-26号車(ボンネット車)、クハ103-713号車のカットボディだった。

クハ103-713号車は、一部切断の上で鉄道博物館に展示されるようになったけど、昨年は丸ごと1両展示されていた。 713の数字で言うまでもなく、モーニング娘。の道重さゆみ氏の誕生日である7月13日を思い出しました。

昨年ACトレインで乗った時には、ターンテーブルの予定地であるくぼみを見ることが出来た。 今年は、建物を眺めるという形式となっていた。

鉄道博物館では、昨年5月14日に閉館された交通博物館の鉄道関連の展示物が移設されており、エスカレーターやエレベーター、車椅子対応のトイレなどのバリアフリー設備も設けられることになっている。

交通博物館が閉館されたのは、老朽化で手狭となっていたほか、バリアフリーに対応していなかったことが仇となっていたからである。

折り返し地点では、お台場のラッピング付きのりんかい線の70-000形が通過していきました。

撮影スペースでは、手を振る人たちがいました。

今回乗った時には、あずさの表示が出ていたので、500番台では貴重な表示でした。

試乗列車から降りた後、E257系500番台を撮影。 もちろんあずさの表示入りで撮影しました。

この後、別のスペースで入場中の車両を見たけど、田町の185系も入場していたことを確認しました。 この時に奥野さんと出会いました。

最後にカットモデルを撮影したけど、EF58-154号機を綺麗に撮ることが出来ました。 あとは、埼玉県のイメージキャラクターであるコバトンも撮影出来たし。

この後は、大宮駅へと向かいました。この時にニューシャトルの新車を見ることが出来たし。

(都電編へ続く)
by hy_sengen-sin | 2007-05-29 11:00 | 鉄道イベント