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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

秩父芝桜07ー1

イベント落選ショックから一夜明けた4月30日には、毎年恒例となった秩父の芝桜見物に行きました。

ルート 中井~鷺ノ宮~所沢~飯能~西武秩父…(羊山公園)…横瀬~飯能~小手指~練馬~椎名町

まずは、東京メトロ東西線の落合駅前にある落合郵便局に行き、5月13日に渋谷C.C.Lemonホールで行われたハロー!プロジェクトの新人公演のチケットを受け取りました。

あの後は、中井まで戻り、駅前の松屋で昼食、ここで牛カルビ定食を食べました。

中井から鷺ノ宮までは、2000系の2515+2519Fで移動。 

野方駅は、現在南口しかなく、開かずの踏切問題が深刻化しているので、2009年度完成を目処に、北口の開設ならびに駅舎の橋上化が行われることになる。

来年春には、30000系スマイルトレインが、8両編成3本24両導入され、新101系や301系の置き換え用として導入される予定となっているけど、新宿線に導入される確率が高いと思います。

現段階の計画によると、2011年度までに、8両編成12本、6両編成3本、2両編成3本の計120両導入予定となっている。 こちらは20000系と同様の非貫通のアルミ車体となるので、日立製作所のA-Train規格で製造されると思われます。

6両固定編成の場合は、西武国分寺線での使用も可能となる。

側面には、4月1日に導入された西武鉄道の新ロゴが入ることになる。

こちらは、副都心線用の増備車としての導入が期待されていたけど、新宿線から転用された6000系の導入により、その必要が無くなっている。

やはり副都心線用の新車を導入するよりも、新宿線から転用の6000系を改造したほうが安いということもあるし。

西武鉄道では、今年度中に、30000系の新造のほか、6000系の副都心線直通対応化工事、10両6編成、2000系の車体更新(6両1編成)、101系ワンマン車の車体更新(4両1編成)、特急10000系のリニューアル(7両2編成)、9000系のVVVF化(10両2編成)が行われることになる。

101系のワンマン改造は、30000系の導入により捻出された新101系の1編成が改造され、その玉突きで旧101系の225Fが置き換えられることが予想されています。

西武多摩川線のほうは、来年度以降、JRとの高架線との接続による甲種輸送の再開により、車両の動きがあると思われます。多摩川線にも新101系更新車が入る可能性があるし。

都立家政駅は、東京都立の鷺宮高等学校の前身である東京府立高等家政女学校がその駅名の由来となっている。 1937(S12)年12月25日に開業した当時は、府立家政駅と呼ばれていた。1943(S18)年7月1日の都政施行により、都立家政駅となった。

鷺ノ宮から所沢までは、311F+283Fによる急行で移動。 311Fは、313Fと共に新宿線に在籍する301系で、こちらも30000系に置き換えられる予定となっている。

当初の予定では、西武新宿~上石神井間に地下急行線が設置され、鷺ノ宮駅が通過扱いとなるはずだったけど、この建設工事が中止されて幻の地下急行線となった。 やはり、コストの問題のほか、地下水脈の問題もあった。

もしもそれが実現していたら、鷺ノ宮駅の利用客からクレームが来ていたところでした。

所沢に到着した後、池袋線に乗り換え。 所沢駅では、改良工事が現在も続けられている。

所沢から飯能までは、9000系の9101Fに乗車。 こちらは、VVVF改造が行われている。

西武9000系では、9103Fと9108Fが旧101系の足回り(抵抗制御車)となっているけど、今年度中にVVVF化される予定となっている。 これにより、9000系のVVVF化が完了することになる。

飯能に到着した後、西武秩父行きに乗り換え。この時に6157Fが始発の新木場行きとして入線。 この後、6108Fが入線していました。

6000系の副都心線対応工事は、新宿線からの転属車に加え、既に池袋線に在籍している編成にも行われることになる。

飯能から西武秩父までは、301系の301Fに乗車。 101系、301系による飯能~西武秩父間の運用は、芝桜の時期や秩父夜祭りの時期に行われているけど、101・301系が順次廃車になっていくのに伴い、どうなるのか気になります。

30000系は、西武秩父線への乗り入れに対応していないので。

301系で西武秩父線を通ったのは久しぶりでした。 

1969(S44)年10月14日の西武秩父線(吾野~西武秩父間)の開業当時は、一般型が101系、特急形が5000系が当たり前だった。

高麗駅では、10110Fによる特急ちちぶ号と交換。 10110Fは、新宿線所属であるけど、4月30日現在池袋線に貸し出されていた。

新宿線所属の10000系のうち、旧101系や5000系からの足回り品流用編成(抵抗制御車)の場合は、池袋線への貸し出しが可能だけど、唯一のVVVF・LED車である10112Fは、それが出来ないので、新宿線専用となっている。

こちらは、モーニング娘。の新垣里沙氏が、日本人メンバーで唯一筆者と握手したことがない状態になぞられている。(現在は解消されている)

次の武蔵横手駅では、301系の305Fによる急行池袋行きと交換。 1988(S63)年12月改正までは、池袋~西武秩父間の直通急行が当たり前のように見られていたけど、それ以降は、芝桜・秩父夜祭り輸送などに限定されている。 この日は、芝桜観客輸送のための臨時ダイヤとなっていた。

東吾野では、10000系の10101Fによる特急と交換。 こちらは、以前新宿線所属となっていたけど、リニューアル化と同時に池袋線所属となっている。 

このことで、昨年9月23日は高麗から池袋まで10101Fに乗って帰ったことを思い出しました。 こちらの足回り品は、501系(1981(S56)年に701系の先頭車から電装化された2両編成)の足回り品が再利用されている。その足回り品は101系と共通。
3代目501系は、501~506号車が在籍し、1981(S56)年に、1967(S42)年製のクハ1791~1796号車から改造されていた。 その中間車は、785、787、789号車の中間に組み込まれていた。こちらは、他の地方鉄道に譲渡された車両みたく、701系スタイルの車両で前面にパンタグラフがあった車両となっていた。

これらの車両は、1990(H2)年に廃車となっていた。 この頃、新型特急が製造される構想もあったけど、幻に終わっている。

西吾野駅では、4009+4011Fと交換。 4011Fは、芝桜のラッピングがありました。芝桜のラッピング電車は、この4011Fと、6153Fとなっていた。 6153Fは、有楽町線直通対応車なので、有楽町線でも見ることが出来ていた。

正丸では、301系1309Fと交換。 正丸を出た後、正丸トンネルに入ったけど、この時に車掌から正丸トンネルの紹介がありました。 こちらは、昭和44年に完成した西武鉄道で一番長いトンネルです。という紹介となっていたし。

開通当時は、4811mと私鉄で一番長いトンネルだった。

1975(S50)年11月22日に近鉄大阪線の新青山トンネル(三重県、西青山~東青山間、5652m)が出来てからは、新青山トンネルが私鉄で一番長いトンネルとなった。 

芦ヶ久保では、10104Fによる特急、301系307Fによる飯能行きと交換。

横瀬では、保存車であるワフ105、スム201号車、4号SLを見ることが出来ました。 横瀬~西武秩父間では、芝桜を見る人たちの群れが見えました。 その区間にある羊山トンネルは、羊山公園を貫いているトンネルである。

西武秩父駅に到着した後、301Fは、急行池袋行きとして折り返されていました。 その隣りには、先発の303Fによる急行池袋行きが止まっていた。

特急ホームには、10108Fによる特急が発車していました。 10108Fは、今年リニューアル化された編成で、筆者の誕生日である3月28日に、天皇・皇后両陛下と来日中のスウェーデン国王・王妃一行による埼玉県川越市内の視察のために、西武新宿線の西武新宿~本川越間で運転されたお召し列車に使用されていた。本務には10108Fが、露払いには10106Fが使用されていた。

西武のお召し輸送と言えば、1993(H5)年5月12日に、天皇・皇后両陛下が秩父へと向かう際にお召し列車として、5000系の5507Fが使用されていたこともあった。この時に使用された座席は保存され、昨年の武蔵丘でのイベントで公開されていた。

5507Fのうちの2号車に連結されていた車両で、赤色のままで残されていたのはそのためである。 5507Fのうち、1、5、6号車のユニットが富山地鉄に譲渡されている。

昨年12月3日に所沢から池袋まで10108Fに乗った時は、リニューアル化される直前だった。
by hy_sengen-sin | 2007-05-14 12:10 | 鉄道乗車記