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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

東西線のイベント

1月27日は、東京メトロ東西線の深川車両基地で行われたさようなら東西線5000系車両撮影会&工場見学会に行きました。

ルート 目白~高田馬場~東陽町…深川車両基地…東陽町~日本橋~銀座…新橋~川崎~東神奈川~新横浜~菊名~渋谷~新宿~大塚~目白
まずは、山手線で高田馬場まで行き、高田馬場から東陽町まで、05系の05-130Fで移動しました。この編成は、前回のイベント(一昨年の1月22日)で、入場車両として展示されていた編成でした。当時は休憩用車両としても解放されていた。以前東西線では5000系が当たり前のように走っていたけど、現在は2編成のみで寂しさを感じました。東陽町に到着した後、会場に向かいました。

深川車両基地は、1967(S42)年9月14日の大手町~東陽町間の開業と同時に開設された車両基地で、車両工場も併設されています。

9月14日と言えば、モーニング娘。の高橋愛女史の誕生日でもあります。高橋愛女史は、1986(S61)年9月14日生まれで、その生誕当日は都営地下鉄新宿線の船堀~篠崎間(江戸川区の地下区間)が開業した日でもある。

因みに東西線が開業したのは、1964(S39)年12月23日の高田馬場~九段下間で、当初は九段下付近の搬入口から吊り降ろされていた。

12月23日といえば、天皇誕生日で、モーニング娘。の亀井絵里女史(1988(S63)年生まれ)の誕生日でもある。

あとは、柘植の飛猿さんがハロプロ以外で推している、シンガーソングライターの東真紀女史(1976(S51)年生まれ)の誕生日でもある。

筆者は、2005(H17)年9月4日に新宿の高島屋タイムズスクエア内にあるHMVでの東真紀女史のイベント(シングル、向日葵発売記念)に行ったことがあり、ここで柘植の飛猿さんとお会いしたことがある。

東真紀女史の向日葵と言うことで、東急電車に広告があったことを思い出しました。

深川検車区はメインの車両基地で、行徳検車区(妙典駅から分岐)は、サブとなっており、5000系の解体作業はここで行われていた。

行徳検車区は、1969(S44)年3月29日の西船橋までの開業と同時に、下妙典留置線として開設されたのが最初であり、1981(S56)年8月1日に行徳検車区となる。

現在行徳検車区では、車輪の転削、車両清掃が行われている。

前回深川検車区でイベントが行われた時は、2005(H17)年1月22日のことで、当時は東西線開業40周年&妙典駅開業5周年記念イベントとして盛大に行われていた。

当時の展示車両は、5000系(5016F、開業当初の花電車が再現)、5000系アルミ試作車、初期型05系(05-104F)、05系アルミリサイクルカー(05-124F)、新05系(05-142F)となっていた。

5016Fは、昨年に廃車となり、インドネシアに輸出されている。

入場の時に行列が出来ていたので、ここで待たされていました。

入場の時には、これまでの東西線の歴史が書かれたポスターギャラリーの入ったパンフレットをもらいました。

まずは、工場部分の見学から。 この時に台車などの部品が展示されていたので、車両工場らしい風景が広がっていました。

この時に展示されていた編成は、入場中の05-135Fで、半蔵門線用の08系と同じ仕様で導入されていました。

入場中だったので、座席やクーラー、パンタグラフが外されていました。

工場棟内では、ミニ電車の運転や、鉄道模型のレイアウトがありました。

ここを出た後、なつかしの開業ポスター展が行われていました。

1964(S39)年12月23日に高田馬場~九段下間が開業した当時は、5000系による3両編成だった。当時は3両編成6本の18両からスタート。 開業当時に在籍していた5001~5006Fのほうは既に全廃となっている。

1966(S41)年3月16日に中野~高田馬場間および九段下~竹橋間が開業した時点では、国鉄(現JR線)との直通運転が行われていなかった。7両編成による運転はこの年から開始され、1次車も7両化されていた。

同年4月28日には、中野~荻窪間の複々線化に合わせ、国鉄線荻窪への直通運転が開始されていた。当時は、荻窪~竹橋間、営団5000系による片乗り入れだった。当時は荻窪行きまたは竹橋行きの表示も見られていた。

10月1日には、竹橋~大手町間の開業により、国鉄車(301系)も参入し、相互直通運転が開始されていた。

1967(S42)年9月14日の東陽町までの延長により、深川検車区および深川工場が新設。

当時は、越中島貨物駅との間に連絡線があり、5000系や6000系試作車の搬入が行われていたことがあった。

あとは、国鉄301系の深川検車区への入庫運用もあった。

1969(S44)年3月29日に、東陽町~西船橋間が開業した時点では、直通運転区間が荻窪までのままとなっていた。10両編成の運転が開始。

同年4月8日には、荻窪~三鷹間が複々線化されたことにより、中央線との直通運転区間が三鷹まで延長。同時に、津田沼まで営団車による片乗り入れで行われるようになった。

津田沼への国鉄車の乗り入れ開始は、1972(S47)年4月8日のこと。それに備えて、103系1200番台が導入されていた。

これを見た後、メインの車両撮影会場へ。

この時に展示されていた車両は、07系(07-103F)、新05系(05-143F)、初期型05系(05-102F)、5000系(5009F)、5000系アルミ車(5150F)で、行き先表示は、07ー103Fは九段下、05-143Fは西船橋、05-102Fは快速中野、5009Fは東陽町、5150Fは快速西船橋となっていました。

車内に入ることが可能な編成は、07-103Fと5150Fで、07系では、運転士による鉄道教室、5000系アルミ車では、昔の写真展示が行われていた。

ここで撮影した後、07系の車内へ。 この車内は、有楽町線在籍時とは変わっていなかったです。有楽町線時代の末期には05系タイプの座席に変わっていた。

07-103~106Fは、1994(H6)年に有楽町新線(小竹向原~新線池袋間)の開業と同時に増備された(日本車輌で製造された)編成で、4編成共に東西線への転用対象となっている。

07-103Fは、昨年11月8日に営業運転開始。 現在では07-104Fも営業運転入りしているけど、現時点ではJR線に乗り入れることが出来ないため、朝ラッシュ時中心の変則運用となっている。このことは、3月18日のダイヤ改正で解消されるかどうか微妙である。

07-105Fは、現在深川工場入場中で、黄帯から水色帯への張り替えが行われている。

東西線に転用された07系は、新05系と同じ左手操作式のワンハンドルマスコンに交換されている。

東西線に転用された07系を生で見たことならびに車内に入ったのは今回が初めてでした。

05-143Fは、2004(H16)年に導入された05系のラストナンバーで、東葉高速の2000形と同じA-train仕様で導入されていた。 

05系のほうは、2005(H17)年度にも導入され、残りの5000系が置き換えられるはずだったけど、有楽町線への10000系の導入により捻出された07系が転用されることになったので、05系の導入が05-143Fをもって打ち止めとなっていた。

そのため、05系のA-train仕様としての導入が05-140~05-143Fの4編成のみとなってしまった。 前回のイベントで展示されていた05-142Fも同じ仕様である。

5009Fは、1966(S41)年3月の中野~高田馬場間、九段下~竹橋間の開業と同時に導入されていた編成であり、導入当初は7両編成だった。

こちらは、5016、5017Fが廃車、インドネシアに輸出された後、東京メトロのセミステンレス車最後の砦となっている。 こちらは、今年3月まで運転されることになっている。3月17日のダイヤ改正をもって営業運転から離脱される確率が高い。

5150Fは、1966(S41)年にアルミ試作車7両編成3本21両導入されたうちの10両である。

10両化により、5150Fが10両固定編成、5151、5152Fは、5+5の10両編成となっていたけど、1999(H11)年に分割・3両編成化により千代田線北綾瀬支線に転用されていた。 

この時に余剰となった中間車1両(5453F)のアルミニウム部材が、05-124Fにリサイクルされていた。

5150Fの車内では、山澤さんと合流しました。筆者が山澤さんと会ったのは、昨年11月25日の秩父鉄道撮影ツアー以来2ヶ月ぶりだった。

昔の写真には、昨年10月に公開された映画『地下鉄(メトロ)に乗って』の撮影のために、300形をイメージしたラッピングに変更された5150F、千代田線を走っていた5000系など、懐かしの写真が展示されていました。

このうち、千代田線を走っていた頃の5000系が、103系1000番台や455系急行(赤電)との並んでいた写真もありました。

455系急行は、1985(S60)年3月の改正で常磐線から全廃となっている。

この5150Fのほうは、今月末に営業運転から離脱される予定となっているけど、このイベントがこの時期に行われていたのは、そのためである。

5009Fのほうは、運用離脱後、インドネシアに輸出されることに決まっているけど、5150Fは
解体される予定となっている。 

東京メトロ5000系のほうは、以前しなの鉄道に譲渡される計画があったけど、現在は中止され幻のものとなっている。 その代わりに5009、5016、5017Fが、東葉高速1000形の1006、1008、1009Fと共にインドネシアに輸出されている。

東葉高速鉄道で最後まで残った1000形の1006Fは、12月3日の52T運用で東葉高速での運用が終了し、翌日の12月4日の79S運用をもって深川検車区に送り込まれ、最後の花道を飾っていた。

九段下行きのほうは、平日に限り、メトロ車2本および東葉車1本のみ設定されている行き先で、九段下駅の飯田橋側の留置線に入る運用となっている。

深川工場では、メトロの車両のみならず、東葉高速鉄道の車両の整備も行われることになっている。

深川検車区には、東葉高速鉄道の車両が、逆に東葉高速鉄道の八千代緑が丘の車両基地(八千代緑が丘検車区)にメトロ車が入庫することもあるけど、以前のように、深川検車区にJRの車両が入庫することはよっぽどのことがない限り無い状態である。

2003(H15)年3月には、デビュー前のJRのE231系800番台が、営団への貸し出しのために、深川検車区に入庫していたことがあった。

行徳検車区なら、E231系800番台が1本留置されることがある。 平日にJR車による妙典行きが1本設定されているのはそのためである。 このことは、妙典駅が出来る前の行徳行きの時から行われていた。

行徳検車区は、2000(H12)年1月22日に妙典駅が開業する前は、行徳駅から分岐していたので、当時は行徳行きも運転されていた。

このことは、2004(H16)年3月13日、JR仙石線で、仙台車両センター宮城野派出所(旧宮城野電車区)への分岐駅が、苦竹駅から小鶴新田駅(新規開業)へとバトンタッチされていたことと同様である。

JR仙石線と言えば、今年3月に、103系のRT-235編成(クハ103-235F)が、トイレ取り付け、シングルアームパンタグラフ化などの改造により営業運転に復帰することになっている。

こちらは、多賀城駅付近の高架化工事により、多賀城での折り返しが不可能となり、東塩釜まで延長されることによる予備車確保のために復活したのである。

この日は、山澤さんのほか、高石さん、黒岩さん、森敏英さん、柘植の飛猿さん、萩原清さんとも会いました。

アルミ車5150Fの横には、スタンプ台があり、ここでスタンプを押しました。

ここでは、深川らしく、深川めしを食べました。 

江戸時代末期に、隅田川の河口辺りで、あさりが採れたということで、深川の漁師さんが食べ始めていたということで名付けられている。

これには、あさりが入っていたので、20日に千葉駅で買った漁り弁当を思い出しました。

深川江戸資料館前(江東区の清澄白河駅付近)では、深川めしを食べることが出来る深川宿がある。

05-135F=1日4回車体の吊り上げ実演が行われていたけど、筆者は2回目を見ました。

一通り見た後、第二会場へ。ここでは、日の丸リムジンのスカイバス東京(オープンデッキの2階建てバス)、深川警察署の軽パトカー(ダイハツミラベース)、深川消防庁の消防車(日野製)が展示されていました。

スタンプラリーの景品交換は、ここで行われていたけど3種類あったうちの手ぬぐいをもらいました。

ここでは、鉄道部品の販売、記念1日乗車券も売られていたけど、1日乗車券を購入する列が凄かったです。 筆者は今回買わなかった。

スカイバスのほうは、ドイツ・ネオプラン社製で、三菱ビル前 → 皇居(大手門)→ 国立近代美術館 → イギリス大使館 → 国立劇場→ 最高裁判所 → 国会議事堂 → 霞ヶ関(各省庁)→ 銀座 → 東京駅丸の内、三菱ビル前
(コースはすべて車中よりの見学となります、所要約45分)

というルートで運転されることになる。

料金は1200円で事前に三菱ビル前のチケットカウンターで購入することになる。

こちらは2月18日の東京マラソンの日は全便運休となる。

この時に展示されていた車両は、練馬200か・365で、板橋区小茂根にある板橋車庫がベースとなっている。

この二階建てバスは、以前お台場の無料循環バスであるベイシャトルで使用されていたことがあった。 二階建てバスだと、乗降時間がかかることや、車いすスロープ板等の装備が無いことにより、ノンステップバスのみの運行に戻されていた。

こちらは2階建て部分の一部がオープントップに改造されているので、オープンカーに乗ったのと同じような感覚でクルージングを楽しむことが出来る。

悪天候の時は、レインコートの貸し出しサービスがあるけど、やむを得ない時に運休することもある。

これには、YOKOSO!JAPANのロゴも入っていました。

土曜日には、レインボーブリッジ・お台場への夜景を眺めるコースも運行されている。

パトカーの展示は、昨年9月30日の新木場でのメトロイベントの時でも行われていた。
by hy_sengen-sin | 2007-01-29 12:26 | 鉄道イベント