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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

都営1日乗車券

この日は、都営大江戸線などの路線を回っていました。

最初は、中井駅から直接行く予定だったけど、急遽代々木駅から都営大江戸線に乗って汐留まで行くことになった。

ルートは、目白~代々木~汐留…新橋~東日本橋…馬喰横山~神保町~本八幡~森下~蔵前~東銀座…汐留…内幸町~三田~泉岳寺~西馬込~泉岳寺~押上~大門~六本木~都庁前~新御徒町~春日~巣鴨~目白

この日(12月10日)と、12月11日は、都営大江戸線全線開通5周年記念として、都営地下鉄のみで使える1日乗車券が400円で売られていた。

通常の都営交通の1日乗車券は、700円で、都営地下鉄、都営バス、都電が乗り放題である。

都営大江戸線では、12-111Fなど、一部の編成に、全線開通5周年のステッカーが付いていた。

都営大江戸線の放射区間の練馬~新宿間は、1994(H6)年度、環状部は、1996(H8)年度に開業する予定だったけど、建設工事の難航によって、開業が延期されていた。

国立競技場駅は、JR中央・総武緩行線の千駄ヶ谷駅のすぐ近くにある。

青山一丁目駅=半蔵門線よりも深い位置にあり、コンコースに半蔵門線との連絡改札がある。

麻布十番駅=地下鉄の南北線との乗り換えは、地下4階の改札を出た後、地下1階まで出て、ここから東京メトロの改札に入り、地下3階のホームへと降りなければならないので超面倒な乗り換え方法である。やはり双方の乗り換え時間は約6分掛かる。

汐留駅のイベント会場では、カードやグッズ等の販売、パネルの展示などが行われていた。

都営大江戸線の車両輸送 日本車輌製の場合は、豊川から新座貨物ターミナルまで甲種輸送されて、ここから陸送で光が丘へ、ここから地下へと搬入された。

のちに、豊川から小名木川貨物駅(5年前に廃止)まで甲種輸送、ここから木場の車両基地まで輸送というルートに変更されていた。

日立製の車両は、山口県下松から東京湾まで船で送られ、ここから陸送されていた。

小名木川貨物駅は、2000(H12)年12月2日をもって廃止されている。
この先にある越中島貨物駅は、JR東日本のレールセンターがあることにより、この小名木川貨物線が残されている。こちらは、レール輸送に使われている。

こちらは、金町から、新金貨物線を通り、新小岩操車場に入っていた。

新金貨物線は、金町と新小岩を結ぶ単線の貨物専用線で。途中京成線の線路とオーバークロスしている

越中島貨物駅は、江東区塩浜にあり、JRバス関東の東京支店(高速バスの車庫)、東京メトロ東西線の深川の車両基地・工場も周辺にある。

かつては、越中島から豊洲・晴海埠頭方面へと東京都専用線という貨物線が出ていた。

この小名木川貨物線は、亀戸駅付近から分岐している。こちらは、非電化となっている。

汐留貨物駅跡の再開発地区(シオサイト)には、カレッタ汐留(電通本社)、汐留シティセンター(全日空本社)、旧新橋停車場、松下電工東京本社ビル&ショールーム、日テレタワー、汐留タワー(資生堂、ロイヤルパーク汐留)、東京汐留ビルディング(ソフトバンク本社)などのビルが建ち並んでいる。その他、日本通運(日通)、三井化学、共同通信社の本社もこのエリアにあり、劇団四季劇場「海」もここにある。

日本テレビ(4チャンネル)は、1953(S28)年8月28日に開局した、民間テレビ放送&テレビCMのパイオニアとなっている。ズームイン!!SUPER、金曜ロードショー、24時間TV、箱根駅伝、巨人戦ナイター、名探偵コナン、それいけ!アンパンマンなどの番組が有名である。
開局の翌日である、8月29日には、後楽園球場(東京ドームの前身)で行われた巨人VS阪神戦の生中継が行われていた。

ちびっこに大人気のアンパンマンは、JR四国の列車にも採用されている。大井川鐵道でも、SLマンをイメージした列車も走っていたこともあった。 

日テレの本社は、千代田区二番町(有楽町線、麹町駅付近)にあったけど、昨年2月29日に汐留に完全移転された。現在でも、二番町のスタジオは、バラエティ番組の収録に使われている。

ドラマの収録は、生田スタジオで行われている。

現在の日テレのキャッチフレーズは、&日テレとなっている。

日テレタワーには、本社のほか、いろいろな番組が収録されるスタジオ、日テレグッズを扱うショップもある。

汐留貨物駅は、1872(M5)10月に、日本初の鉄道路線である、新橋~横浜間が開業した時から歴史が始まる。 当時の横浜駅は、現在の桜木町駅の位置にあった。

1909(M42)年12月には、鳥森駅(のちの2代目新橋駅)が開業。

1914(T3)年、これまでの新橋駅が、汐留駅に改称、貨物専用駅となる。

1986(S61)年11月1日に、貨物輸送の廃止と同時に、汐留駅自体も廃止

かつては、汐留駅より先の築地市場へも貨物路線があった。 

2003(H15)年には、かつての新橋駅の駅舎が再現された資料館がオープンした。

築地市場=都営大江戸線の築地市場駅前にある東京卸売市場の一つで、水産物が中心となっている。 2012から2016年までに豊洲に移転されることになるけど、築地の伝統が失われるということで反対の声が多い状態である。この周辺には、朝日新聞社があり、日比谷線の築地駅へも歩いて行くことが出来る。

この会場で奥野さんと合流した。ここでは、記念の硬券セットや記念パスネットを買いました。

新橋から東日本橋と馬喰横山から神保町まで、奥野さんと行動した。

新橋から東日本橋まで乗った車両は、千葉ニュータウン鉄道(元公団)の9000形(旧2000形)の9011Fだった。こちらは、1984(S59)年3月19日の小室~千葉ニュータウン中央間の開業と同時に登場した。 以前は6両編成で、北初富から新京成線の松戸まで乗り入れていたこともあった。

ゲンコツスタイルでおなじみの北総の7000形は、1979(S54)年3月9日の北初富~小室間の開業と同時に、3編成登場したけど、今年度末に、2本が廃車となることが決定している。こちらは、1980(S55)年度のローレル賞受賞車。 こちらもかつて松戸まで乗り入れていた。

馬喰横山から神保町までは、京王6000系の6738Fに乗車。現在都営新宿線に乗り入れている京王車両は、乗り入れ仕様の6000系による限定運用されていたけど、都営新宿線のATC装置の更新によるVVVF車の乗り入れ解禁により、9000系も都営線直通運用に進出、6000系が順次直接廃車または地上線に転用されることが予想される。

今年度中に、9000系の10両固定編成2本導入されるけど、どうなるのか謎である。

この後は、奥野さんと別れて、都営新宿線の急行で、本八幡まで行きました。 都営新宿線の急行列車は、1997(H9)年12月24日、平日の日中の都営線内のみでの運用で登場。2001(H13)年3月27日のダイヤ改正で、橋本までの直通化、毎日運転となり、都営車のほか、京王車による急行(都営線内)も登場した。

今回乗った編成は、10-030Fの初期型(2段窓のスキンステンレス車)で、10-300形に順次置き換えられている。8両編成のうち、後期に導入された2両の中間車は、10-300R形用の中間車となることになっている。

都営新宿線の本八幡駅は、JRの本八幡駅と京成の八幡駅の中間(地下)にあり、都営地下鉄で唯一都外(千葉県)にある駅となっている。

本八幡駅の南側(市川市大和田)には、1991(H3)年1月に廃車となった、都電荒川線の7011号車が保存されている。 こちらは、7006、7009、7012、7014、7028号車とともに、冷房化の対象から外されたために廃車となっている。 うち7009、7028号車は、豊橋鉄道に譲渡されて、3500形として活躍している。 昨年5月18日に行った時、7011号車が、かなり色あせていたのが残念である。 

都電7000形の旧塗装は、7022号車によって再現されている。

本八幡から森下まで、10-370F(完全新製編成の第一号)に乗りました。 東大島~船堀間の荒川横断部では、夕日を眺めることが出来た。

蔵前駅では、面倒な乗換えを体験

蔵前から東銀座まで、京急1500形の1549Fに乗車。 東銀座から銀座まで徒歩で行き、ここから汐留まで歩き、元の会場に戻り、ここから内幸町まで歩きました。

内幸町から三田までは、都営三田線の6315F、三田から泉岳寺まで、北総の7005F、泉岳寺から西馬込まで、京成の3700形の3701F、西馬込から泉岳寺まで、京成3400形3441F、ここから押上まで、京成3500形の3509+3513Fによる、エアポート快特に乗り、通過運転を体験しました。 こちらは、押上を出た後、快速列車となっていた。

押上から大門まで、都営の5300形5308F、大門から六本木まで、12-000形に乗りました。

六本木では、六本木ヒルズに立ち寄りました。 六本木ヒルズは、2003(H15)年4月にオープンした、六本木の新名所であり、東京シティビューという展望台、森美術館、グランドハイアット東京(高級ホテル)、テレビ朝日(10チャンネル)の本社・スタジオがある。こちらは、テレビ朝日の旧本社の跡地に整備されている。こちらには、森ビル、楽天、ライブドア、ヤフー、コナミなどの本社、エフエムジャパン(J-WAVE)のスタジオ・本社もここにある。

こちらは、夜景などが有名である。

この後は、都庁前、新御徒町、春日、巣鴨経由で帰りました。

5年前に全線開通した時には、テレビ朝日の有名なアニメであるドラえもんがイメージキャラクターとして使用されていた。 やはり本社が六本木にあるということが縁だと思われます。どこでもドアがイメージされていたし。当時は一部の編成のドアにドラえもんステッカーやHMがあった。
by hy_sengen-sin | 2005-12-11 14:47 | 鉄道乗車記