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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

常磐高速バス

関東鉄道・水海道でのイベントの後は、イベント会場から、水海道駅行きのシャトルバスで、水海道駅へと向かいました。車両は、いすゞのジャーニー(土浦22あ20-33)で、YT(つくば中央(谷田部)営業所所属だった。

水海道駅から東京駅まで、常磐高速バスで行きました。 車両は、土浦支店所属のいすゞガーラ(H651-96412、土浦200か・560、1996年式)でした。

この車両は、先代のいすゞガーラ(初代)が発表された1996(H8)年に導入された車両で、導入当時は東京支店在籍(当時は足立22か52-26)で、常磐高速バスや東名高速バスなどで使用されていた、昨年土浦支店に転属し、水海道線のほか、つくば線、筑波山線、岩井線、阿見、江戸崎線などを中心に活躍するようになった。
後部のトイレの横には、カード式電話の撤去跡があった。やはり携帯電話の普及により撤去されている。

いすゞガーラのほうは、今年8月に、日野セレガと同時にモデルチェンジされ、日野(ジェイバス小松)製の車両がOEM供給されるようになった。 この先代のいすゞガーラは、いすゞオリジナルとしては最初で最後のモデルとなった。 前身は、スーパークルーザーというモデルとなっていた。

このいすゞスーパークルーザーは、国際興業グループである山梨交通などで見ることが出来る。

常磐高速バスの水海道線は、1999(H11)年2月1日に開設された路線で、JRバス関東、関東鉄道による共同運行となっている。 この高速バスの常総ルートは、水海道線のほか、岩井線(東京駅~岩井、猿島町役場間)、らくらくミッドナイト守谷号(東京駅→新守谷駅入口間、平日の深夜のみ運転)もある。JRバス関東では、東京支店、土浦支店、古河支店による運行となっている。

やはりつくばエクスプレスの開業により利用客が減ったために、東京駅~南守谷線が、10月31日をもって廃止されていた。 8月24日のつくばエクスプレスの開業と同時に減便されていたけど。

JRバス関東は、1988(S63)年4月1日に、JR東日本のバス事業(関東自動車事業部)から独立した会社で、関東、長野および福島県南部がカバーされている。元をただせば旧国鉄の関東自動車局であった。

子会社のジェイアールバステックは、バスの洗車・清掃、旅客誘導案内、駐車場・レンタサイクル・飲食店の経営が行われているけど、今年3月25日の愛知万博の開催(9月25日をもって閉幕)を機に、東京~名古屋間のハイウェイバス事業にも進出していた。

ジェイアールバステックの運行による名古屋線(1日4往復)に使われる車両は、スワローエクスプレスのロゴの入ったいすゞガーラで、広い座席(楽座シート)およびマイナスイオン発生装置付き空気洗浄機、後方4席にパソコン用電源が付いているので、安全で快適な1台と言われている。

水海道、15時45分発のバスに乗車。 乗車する前、東京駅から到着した、三菱ふそう車(足立ナンバーの東京支店所属)を見ることが出来ました。

ルートは、谷和原ICまで一般道で、途中、水海道車庫(関東鉄道の水海道営業所前)、小絹十字路、絹の台、久保ヶ岡、松前台二丁目、松前台、御所ヶ丘、新守谷駅入口を経由していた。
 東京駅~久保が丘間は、東京~岩井・猿島間と共通のルート

谷和原Cから常磐道に入り、ここから首都高6号三郷線・向島線を経由して、向島ランプで一般道に降りていました。 今回、10月1日に道路公団から民営化された新生高速道路会社となってから初めて通ったことになりました。(東日本高速道路㈱、首都高速道路㈱の2社だったけど)
旧道路公団(日本道路公団、首都高速道路公団)の時代に最後に通ったのは、9月12日から13日にかけて名古屋から新宿まで乗った京王バス名古屋線の夜行便に乗った時だった。

東日本高速道路㈱が管轄している高速道路は、東北道、常磐道、東関道、関越道など、関東、信越、東北、北海道の高速道路となっている。

東名道や中央道は、中日本高速道路㈱の管轄となっている。

常磐道を通る高速バスは、いわき線を除き、祝日を除いた月曜から土曜の東京行きに限り、上野駅経由となっている。 日曜・祝日は、東京駅まで直行(呉服橋ランプから出る) やはり慢性的な渋滞を避けるためにこうなっている。

いわき線のほうは、東京行きに限り、毎日綾瀬駅・浅草駅を経由している。

行きは全便、宝町ランプ(メガライナー便の場合は呉服橋ランプ)から入っている。

ETCレーン=今回も通過していました。 ETCとは料金所をキャッシュレス、ノンストップで通過することが可能なので、トラック・高速バス・タクシー・ハイヤーと言った営業用としては主流となっている。 高速バスでも、ほとんどのバス会社で採用されている。 もちろんJRバス関東でも、ETC装置が使われていた。

ETCレーンを通過出来るようにするためには、ETCカードへの加入、車載機の購入および取り付けが条件となる。

守谷SA周辺では、つくばエクスプレスの線路を見ることが出来ました。 利根川を渡った後に、つくばエクスプレスの車両を見ることが出来たし。守谷SAの上り線では、つくばエクスプレスを見ることの出来るSA(サービスエリア)となっている。

堀切辺りでは、浅草行きの東武の100系スペーシアを見ることが出来たけど、隅田公園辺り(浅草駅を出てすぐに渡る隅田川橋梁の手前)で再会しました。

向島ランプを出た後、駒形橋まで行き、ここで隅田川を渡った後、浅草通りを進み、上野駅まで行ってました。

上野駅に到着した後、昭和通りを通り、東京駅日本橋口へ。東京駅日本橋口に到着した後、京葉線ホームまで行きました。

東京駅~つくばセンター間の高速バスは、つくばエクスプレスが開業する前、混雑していたけど、つくばエクスプレスの開業により利用客が大幅に落ち込み、11月1日の改正で20分間隔に減便された。

メガライナー=定員84名を誇る最大級の2階建てバスで、2002(H14)年12月8日につくば線でデビュー。 車両のほうは、1号車が2000年に輸入されていたけど、認可が下りずに、東京支店に留置されたままとなっていた。 

このメガライナーは、昨年2月1日に増備され、JRバス関東に1台、関東鉄道に2台追加導入されていた。関東鉄道のほうはJRバス関東からのリース車

初期導入の1台は、8速のマニュアルトランスミッション、後に導入された3台は、12速のオートマチックトランスミッションとなっている。

12メートルを超える長大車両で、決められたルート(つくば線)でしか走ることが出来ないので、運用のやりくりがしにくい、迂回ルートを通ることが出来ないというデメリットがある。

今年11月1日の改正で、20分間隔に減便、関東鉄道のメガライナー便が廃止された。

関東鉄道がメガライナーの運用から撤退していた理由は、このことである。現在つくば中央営業所(谷和原車庫)に2台とも留置されているけど、JRバス関東に返却されることは確実だと思います。

その他の面では、運賃の引き下げ、一般便の一部ルート変更によって巻き返しが図られている。

筆者は、昨年の4月に往復JRバス関東のメガライナーでつくばセンターまで行ったことがあります。行きは2号車(AT)、帰りは1号車(MT)

当時は、行きに乗った2号車にETC装置無し 1号車にETC装置があったためにETCレーンを通過していた。

関東鉄道のメガライナーには、乗れずじまいとなってしまいました(T_T)
by hy_sengen-sin | 2005-11-08 12:43 | バス乗車記