0系の保存車
2009年 03月 19日
昨日、山陽新幹線で最後まで活躍していた3編成のうちのR61編成の1号車に連結されていた21-7008号車(博多寄りの先頭車)が製造元の川崎重工業車両カンパニー(兵庫工場)に里帰りし、静態保存されるという情報が入ってきました。こちらは資料用なので、東急車輛の5201号車の保存体みたく、一般公開される予定は無い。
0系の先頭車は、博多総合車両所や吹田操車場跡でも保存される予定となっているけど、吹田では一般公開される予定もある。
日本車両豊川製作所にあるメモリアル車両広場では、1986(S61)年に日本車両で0系新幹線の最終増備車として製造され、1999(H11)年9月18日の東海道新幹線からの撤退まで活躍していた22-2029号車が1996(H8)年まで活躍していた名鉄のモ800形電車(濃い緑色の811号車)の横で静態保存されている。
大阪弁天町の交通科学博物館の0系は、両先頭車のほか、グリーン車、簡易食堂車(ビュッフェ車)の4両(いずれもトップナンバー)が保存されており、全てが機械遺産並びに鉄道記念物に認定されている。
館内ツアーに参加しないと車内の見学が出来ない
交通科学博物館の0系は、京都の梅小路に建設予定の新博物館に移設されることが決まっている。
東京近辺では、青梅鉄道公園とさいたま市の鉄道博物館(交通博物館にあった前頭部)で見れるけど、鉄道博物館では、前頭部とは別の0系先頭車(吹田市の研修施設にあったH2編成の1両)が保存される予定となっている。
青梅鉄道公園の0系は、昔懐かしの青系の転換クロスシートとなっています。
画像は3月8日に大阪弁天町の交通科学博物館にて撮影。
by hy_sengen-sin
| 2009-03-19 11:02
| 保存車両