浜松工場の保存車両
2008年 07月 29日
浜松工場には、0系の先頭車(22-86、100系の先頭車(123-1号車)、同2階建て食堂車(168-9001号車)、300系の先頭車(322-9001号車)が保存されている。
浜松工場で展示されている100系新幹線の食堂車。
営業当時は、1階に売店または厨房、2階に食堂が配置された眺めが売りの食堂車だった。
現在はスピードアップによる車内サービスの簡素化により食堂車が廃止されている。
今は車内でお弁当やサンドイッチなどを食べる時代となっているし。
解説板には、22年前の食堂車のメニュー(サーロインステーキ、ポークカツレツ、ビーフシチュー、コーヒー、ビーフカレーライス、スパゲティミートソース)が出ていた。サーロインステーキは2100円(2.1K)したのである。
これらの車両は2011年に名古屋の金城埠頭に開館予定のJR東海博物館(鉄道博物館のJR東海版)で展示されることが濃厚となっている。
300系試作車は、1990(H2)年に、仮称スーパーひかり用の試作車として落成。 1992(H4)年にのぞみ号でデビューしたした300系量産車の基本となった車両となっている。
1993(H5)年に量産車化改造されていたけど、試験的車両としての要素が強いため、量産車と比べて営業運転で使われる確率が低かった。 2006(H18)年3月に廃車となり、その東京寄りの先頭車のみ保存されたのである。
300系試作車の和式トイレは、鉄道車両としては唯一の段差無しの埋め込み式のタイプとなっていた。
by hy_sengen-sin
| 2008-07-29 10:19
| 鉄道イベント