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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

小田急のイベント

5ヶ月遅れで恐縮だけど、昨年10月20、21日に行われた小田急の海老名のイベントのレポートを書きます。

レポートも、順番に書くと更新遅延の原因となるので、順不同で書く予定であります。そのため、現在のレポートと過去のレポートが入り組んでしまうことになるのでご了承願います。

こちらは、MSE登場記念として5ヶ月遅いレポートとなった。

20日のルート 目白~原宿(明治神宮前)~代々木上原~海老名~新宿

21日のルート 目白~新宿~海老名~新宿~東京テレポート~新宿

原宿では、友人に頼まれていたガキさんこと新垣里沙女史のバースデー記念生写真を買おうとしたけど、即売り切れていたので断念。

明治神宮前から代々木上原までは、1000形の1091Fで移動。

新4000形の登場により、1000形の6+4編成の千代田線直通運用が無くなっている。

新4000形は、今年になってから4057Fが導入され、3月9日から営業運転入り。 3月15日のダイヤ改正では、新宿発着の急行、快速急行にも使用され、新宿のほか、小田原や藤沢にも顔を出すようになった。こちらはMSE登場により、小田急車(E運用)による千代田線内の折り返し運用(通称アルバイト運用)が減り、分割・併合運用も減ったことによるものとなっている。

10両固定の1000形も、同様である。

千代田線直通列車では、平日朝ラッシュ時のみ、唐木田発の急行が設定されているけど、3月15日のダイヤ改正で、小田急車(1000形または4000形によるE運用)による千代田線直通急行運用が無くなり、全て東京メトロの車両(6000系または06系)に置き換えられていた。

ということは、小田急1000形または4000形による急行綾瀬行きが無くなったことになる。

小田急1000形の6+4編成のほうは、6号車と7号車の間(運転台)を通り抜けることが出来ないということがネックとなっていた。

今回の小田急のイベントでは、小田急線開業80周年ならびに小田急ロマンスカーSE車登場50周年を記念して盛大に行われていた。

代々木上原から海老名までは3281F+8163Fによる急行で移動。

会場では、鉄道車両展示の第一会場と、物販・飲食中心の第二会場、ビナウォーク会場に分かれていた。

今回は、普段は屋内で保存されている旧3000形SE車が、14年ぶりに屋外に出されたということで注目となっていた。

この時に、旧3000形SE、3100形NSE、7000形LSE旧塗装、60000形MSEの並びが披露されていた。

見物の時は待たされていたので、20日は車内見学、21日は撮影ということで、2日間に分けて行ったのである。 地元民なら楽勝だったのに!

旧3000形SSE車は、3021Fで、登場当時は、8両編成だった。

SSE化された時には、男子用小トイレが新設され、喫茶カウンターが客席から分離されていた。

車内見学では、旧3000形SSE車と7000形LSE車となっていた。

旧3000形SSE車の車内見学は、毎年行列が出来ている。

当時は2日間共に青空の下で行われていたので、SSEと青空の組み合わせも実現していた。 やはり海老名のイベントの時期は、雨が多いので、やはりそのジンクスを打ち破るような状態だった。

あさぎりのHM付きの3021号車(晩年のSSEスタイル)のほうは、屋内だと暗くて上手く撮影出来なかったけど、外に出されてからは上手く撮影出来たので嬉しかったです。

3100形NSE車のほうは、未だに1999(H11)年7月のさよなら運転(さようなら3100形(NSE))の表示のままとなっていたので、今でも走り出しそうな雰囲気がしました。

開成駅前で保存されている3181号車のほうは、愛称表示が出されたままの展示となる

ロマンスカーの車両基地である喜多見検車区は、人工地盤で覆われているので、地下にある車両基地を思わせるような状態となっている。

喜多見検車区の屋上は、世田谷区の区立公園となっている。

海老名でのファミリー鉄道展は、1997(H9)年に小田急線開業70周年記念鉄道展として行われていたのが始まりで、1999(H11)年10月16、17日から小田急ファミリー鉄道展として毎年行われるようになった。 今回は、9回目となっていた。

今年は新4000形の4051Fもサプライズで展示されていた。

10月20日は、東京厚生年金会館で行われたモーニング娘。のコンサート@新垣里沙女史のバースデー公演に参戦するために、山口県からてるちゃん氏が上京し、海老名のイベント会場にも立ち寄っていたけど、混雑していたために、車両の撮影を断念せざるを得なかったということになってしまった。

てるちゃん氏は、寝台特急はやぶさ・富士号で、横浜まで行き、ここから相鉄線に乗り換えて海老名まで行っていた。

やはりコンサートのチケットを取っていたということで、断念したということになった。

7000形旧塗装車(7004F)の展示は予想通りだった。

旧3000形、3100形、7000形旧塗装の並びで、80年代にタイムスリップしたような感じがしました。

あとは、母の実家に行くときにえのしま号によく乗ったことを思い出したし。

当時のえのしま号は、3100形や7000形と言った展望席付きの車両が良く使われていたけど、旧3000形SSE車も使用されていたこともあった。

現在定期のえのしま号は、30000形EXEとなっている。 平日の藤沢10時47分発のえのしま24号のほうは、原則的に30000形EXEで運転されるけど、7000形LSEまたは10000形HiSEが使われることもある。 

現在江ノ島線で毎日運転されている7000形LSEまたは10000形HiSEは、新宿22:15(土曜・休日は22:20)発のホームウェイ91号のみとなっている。

旧3000形と3100形の並びは、60年代から70年代を彷彿とさせるし。

7000形LSEまたは10000形HiSEのスーパーはこねの運用も、50000形VSEや30000形EXEの代走の時しか見られない。

あとは、20000形RSEのスーパーはこねの運用も見られなくなっている。

この時に展示されていた60000形MSEは、10月16日に到着したばかりの60251Fによる6両編成で、7000形LSEの車内から貫通部分の先頭車を撮影することが出来た。

非貫通(流線型)の先頭車(1、10号車)からは、運転台後部の座席からの前面展望が可能となっている。 貫通型先頭車(6、7号車)の運転台の後部の座席には、窓が無いため、前面展望がしにくい状態である。

60251Fは、11月中に、新木場まで入線し、新木場検車区に入庫していた。

6月14日に開業予定の副都心線では、ホーム柵の設置されるけど、有楽町線では、小竹向原駅を除いてホーム柵が設置されないので、5月3日に登場予定の本厚木~新木場間のベイリゾート号の運行が実現するのである。

ベイリゾート号は、東京ディズニーリゾート、葛西臨海公園、夢の島へのアクセスのほか、お台場方面へのアクセス特急ともなる。 豊洲からはゆりかもめに乗り換えてお台場まで行くことも出来るし。

同年11月には、4両付属編成の60051Fが、12月には、60252Fが甲種輸送されていた。

イベントが行われる前日の10月19日には、大野工場で、完成披露式典が行われていたけど、スモークと共に現れるという演出で行われていた。この完成披露と共に、運行計画が発表されていた。

60000形MSEは、現在6両基本2編成、4両付属1編成となっているけど、平日は、2編成使用ということで、故障等により、1編成使用出来ない時には運休または編成減を余儀なくされてしまうので、早急の増備を願っています。
by hy_sengen-sin | 2008-03-24 10:23 | 鉄道イベント