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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

横浜市営地下鉄グリーンライン

続いては、同じく3月30日に開業する予定の横浜市営地下鉄グリーンライン(中山~日吉間)について書きます。

横浜市営地下鉄グリーンラインの路線

中山~川和町~都筑ふれあいの丘~センター南~センター北~北山田~東山田~高田~日吉本町~日吉

北山田、東山田は、やまだとは読まずやまた、高田は、たかだとは読まずたかた(どちらも濁らない)と読む。

地上にある駅、川和町、センター南、センター北駅。他は全て地下駅である。こちらは、鉄車輪式リニアモーター方式の地下鉄の営業区間としては初めての地上区間となる。

同じリニアモーター方式の福岡市営地下鉄七隈線は、橋本車両基地内のみ地上となっている。 

中山でJR横浜線、センター南・センター北で横浜市営地下鉄ブルーライン(既存路線)、日吉で東急東横線にそれぞれ接続する。

今年6月には、東急目黒線も日吉に乗り入れてくることになる。

将来的には、中山駅から二俣川、東戸塚、上大岡、根岸、元町・中華街方面、日吉駅から鶴見方面への延長計画があり、元町・中華街…根岸…上大岡…東戸塚…二俣川… 中山~ (今回開業区間)~日吉…鶴見という路線となる。

所在地は、中山駅が緑区、川和町~東山田間が都筑区、高田~日吉間が港北区

中山駅は、地下に出来る予定で、JR線への地下連絡通路も設けられることになる。 これが出来れば、横浜市営地下鉄ブルーラインへの乗り換え駅である戸塚駅と同様の状態となる。

中山駅では、既存の橋上駅舎もあるので。

JR横浜線の快速は、中山駅にも停車しているので、乗り換え駅としての機能を果たすことになる。

中山駅のコンコースは地下1階、プラットホームは地下4階。

川和町駅は、地上に出来る駅で、川和車両基地への分岐駅となっている。

都築ふれあいの丘駅は、地下駅で、港北ニュータウンの南西部に位置している。 駅前には、ディスカウントセンターOKがある。

センター南~センター北間は、ブルーライン(既存路線)と併走する地上区間で、西側にブルーライン、東側にグリーンラインが入ることになる。

プラットホームはどちらも港北ニュータウン内の地上にあり、連絡乗車も可能となっている。

センター北駅付近にはショッピングタウンあいたい、都築阪急百貨店、モザイクモール港北、横浜市歴史博物館、大塚・歳勝土遺跡公園、ノースポートモール、港北MIRANOと言った見所がある。

モザイクモール港北には、観覧車があり、港北ニュータウンのランドマークとなっている。

ショッピングタウンあいたいの3階には、ラーメン甲子園(ラー子園)があり、人気のラーメン店4店が出店している。

センター南駅付近には港北東急百貨店があるので、センター北駅と合わせ、ショッピングにも便利な路線となる。

北山田駅は、南欧ムードがイメージされた地下駅で、周辺に横浜国際プール、山田富士公園(桜の名所)がある。

東山田駅は、ガラス建築が取り入れられた地下駅。 周辺には東山田スポーツ会館があり、周辺を中原街道、第三京浜が通っている。

東山田の地名は、東急バスの東山田営業所にも使用されている。

高田駅は、土木地下空間が生かされた地下駅で、ブルーラインの関内駅と同様に、上下式の駅となっている。

上(地下3階)は日吉方面、下(地下4階)は中山方面乗り場となっている。

日吉本町駅は、住宅街の中にある地下駅であり、ガラス建築が取り入れられている。

東芝の独身寮や公団の南日吉団地の近くに駅が出来ることにより、アクセスも向上されることになるし。

日吉駅は、東急東横線と交わる地下駅で、東急の駅との連絡通路も設けられることになっている。

コンコースは地下3階、プラットホームは地下4階で、地下2階部分にある東急東横線のホームと直結している。

銀杏並木で有名な慶応義塾大学の日吉キャンパスとも直結しているので、通学にも便利な路線となる。

全線の所要時間は、21分で、中山から日吉、新横浜、渋谷方面への近道となる。

港北ニュータウンから都心に出るには、ブルーラインであざみ野まで出て、ここから東急田園都市線に乗り継がなければならなかったけど、グリーンラインが出来るようになれば、日吉で東横線に乗り換えて行くことも出来る。

大人の片道運賃は、3キロまで200円、7キロまで230円、以降4キロ毎にプラス30円。

全線は290円 PASMOまたはSuicaも使用可能だけど、マリンカード(横浜市営地下鉄、横浜市営バス専用のプリペイドカード)はどうなるのか分からないです。

運転間隔は、朝ラッシュ 4分20秒、日中 7分30秒、夕方ラッシュ 6分

車両は、10000形という鉄車輪式のリニアモーター方式で、集電方式は、架空線方式(直流1500V)である。編成は4両で、15本導入。メーカーは川崎重工業で、兵庫から根岸(本牧埠頭)まで甲種輸送されていた。

現段階では4両編成だけど、将来的にブルーラインと同じ6両編成とすることも可能となっている。

座席はオールロングシートで、ブルーラインと同様に全席優先席。

2006(H18)年5月に落成した量産先行車の2編成(10011Fと10021F)は、川崎重工業の兵庫工場から横浜港まで船積みされ、センター北~センター南間の高架線上までクレーンで吊り上げられていた。 これまでの間地上のセンター北駅で、寄り添って留置されていた。当時は窓回りが青色だった。

昨年7月には、2次車である10031Fが落成していた。この時から窓回りの色が緑色となり、既存の2本も変更されていた。

ブルーラインでは、一昨年12月16日(地下鉄開業記念日)に初期型の1000形および2000形が引退し、3000形に統一されていた。

昨年12月15日からワンマン運転が開始されているけど、これまでの間にホーム柵が取り付けられるようになった。

グリーンラインもホーム柵方式によるワンマン運転が行われるけど。

ブルーラインは、第三軌条方式による集電方式。 こちらは、第三軌条方式として開業したのが最後となっている。

現在は相互直通運転を伴わない地下鉄では、小型の鉄車輪式リニアモータータイプが主流となっている。 都営大江戸線も同タイプ。

一昨年12月をもって引退した1000形のうち、第一編成である1011Fの3両(1011+1012+1016号車)が新羽車両基地で保存されている。 こちらは開業当時と同じ編成。

2000形で最後まで残った2161Fは、3000S形に更新、保存されることもなく解体されてしまったので、その姿を見ることが出来ない。

こちらも、筆者から見たSPEEDやdreamの状態になぞられてしまった。

筆者から見たこれらのアーティストの関係は、かつて小田急電鉄にあった2400形(HE車)や旧4000形の関係にもなぞられている。

どちらも地方私鉄への譲渡、保存されずに全て解体されてしまったので。

筆者は5期メンバーの高橋愛・紺野あさ美両女史(後者は一昨年7月に卒業)を推したことにより、SPEEDファンを、6・7期メンバーの道重さゆみ・久住小春両女史を推したことにより、dreamファンを卒業したという効果もあるので、廃車回送の時に使用された牽引車みたいな状態となってしまった。

それはさておき、グリーンラインの開業により、奥野さんの家から高田駅まで行き、ここからグリーンラインで日吉、センター北またはセンター南、中山まで出て行くことも可能となる。

3月29日までは、東急東横線の綱島駅までバスで出るしかない(バスに頼っている)状態なので、3月30日からは、奥野さんの鉄道趣味活動が倍増することになる。

バスだと渋滞が懸念されるので、急ぎの時には最大のネックとなっている。

高田駅からは、日吉まで4分、中山まで17分、センター北まで7分、新横浜まで19分(センター北乗り換え)、渋谷まで22分(日吉乗り換え)、横浜まで15分と大幅に近くなる。

あざみ野からセンター北駅経由で行くことも可能だし。

これに伴うバス路線の再編も予想されるけど、どうなるのか気になります。 廃止・経路変更・減便もあり得るし。

こちらは、奥野さんの人生を大きく変えた新線開通となる。

3月30日になれば、奥野さんは喜んで乗りに行くに違いないです。

当初の予定では、昨年中に開業予定だったけど、やはり工事の遅れにより今年3月に延期されていた。

従って3月30日は江北地域と港北地域(どちらもこうほくと読む)に新たな鉄道が開通することになる。

前者は足立区江北、後者は横浜市港北区・港北ニュータウン

一昨年12月16日の新羽でのイベントの撮影会場では、「お後のお客様が大勢お待ちになっております。」というアナウンスがあったので、入場開始から時間が経っている客に対して速やかに退出するように促されていた状態だった。なので、迷惑を掛けないように用事が終わった後に退出したのである。

こちらは行列の出来る美味しい店で、食事が終わった後に速やかに退出しなければならないことになぞられていた。

横浜市営地下鉄の全駅には一昨年にAED(自動体外式除細動器)が取り付けられている。このような流れを受けてグリーンラインの全駅にも設置されることになる。

横浜市営交通では、地下鉄専用もしくは、地下鉄・市営バス共通1日乗車券もあるので、グリーンラインの各駅散策のほか、ついでにブルーラインや市営バスに乗ることも可能となっている。
by hy_sengen-sin | 2008-01-09 14:43 | 鉄道車両・路線