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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

関西2、大阪へ

大垣から米原までは、網干総合車両所所属の221系のB3編成(クモハ221-4F)による快速加古川行きで移動。 

221系の大垣ならびにJR東海管内への乗り入れは、アーバンネットワークの快速列車が120Km/h運転化された2004(H16)年10月16日から開始されていた。 これまでは網干総合車両所所属の113系が使用されていた。

221系は、1989(H元)年3月に登場し、当初はアーバンネットワークの新快速を中心に使用されていた。 1990(H2)年にローレル賞受賞。

網干区の221系は、8両のA編成、6両のB編成、4両のC編成から成っており、東海道・山陽線(琵琶湖線、JR京都線、JR神戸線)、福知山線(JR宝塚線)、赤穂線、湖西線、草津線、播但線で走っている。

現在JR東海管内では、JR東日本およびJR西日本からの乗り入れ車両を含めて湘南色の113系や115系の姿は見られなくなっている。

大垣を出た後、大垣車両区に入庫する373系のムーンライトながら号の6両編成を見ることが出来ました。 入庫後切り離され、前の3両は、東京行きのムーンライトながらとして折り返されるまで停泊。 平日には、大垣~米原間の普通列車2往復(209F、202F、213F、208F)にも使用されている。

後ろの3両は、大垣発豊橋行きのホームライナー豊橋4号(土曜・休日は大垣発名古屋行きのホームライナー大垣34号、名古屋→豊橋間回送)で豊橋まで行き、豊橋~飯田間の特急ワイドビュー伊那路3、4号の運用に入る。

伊那路での運用を終えた後は、3+3の6両編成に組成され、豊橋発大垣行きのホームライナー大垣1号(土曜・休日は31号)で大垣まで行き、大垣車両区に入庫後、3+3+3の編成となり、東京行きのムーンライトながら号で折り返されることになる。そのため、行きも帰りも同じ編成となるのである。

大垣車両区では、しらさぎ用の683系の夜間停泊も行われている。

大垣~米原間では、117系も盛んに使用されているけど、JR東海の117系には1度も乗ったことが無いです。 JR西日本所属車のほうは以前乗ったことがあるけど。

JR東海の117系は、今のところ313系に置き換えられる予定は無い。

大垣から美濃赤坂まで、東海道本線の美濃赤坂支線が出ているけど、こちらは313系の2両編成が使用されており、大垣駅では3番線から発着することになる。

美濃赤坂駅からは、西濃鉄道市橋線という貨物線が出ている。 こちらは美濃赤坂~乙女坂間で、昨年3月末までは、市橋までの貨物営業も行われていた。

あとは、西濃鉄道昼飯(ひるい)線(美濃赤坂~昼飯間)も出ていたことがあったし。

昼飯駅は、ひるめしとは呼ばず、ひるいと呼ばれていた。

近鉄養老線では、524Fを見ることが出来ました。養老鉄道となった後も、当然のことながら現行の車両が継続使用されることになる。 こちらは近鉄伊賀線から引き継がれる伊賀鉄道でも言えることである。

関ヶ原の戦いで有名な関ヶ原では、新幹線の700系同士のすれ違いを見ることが出来ました。

関ヶ原を出た後、滋賀県米原市に入りました。

米原市は、2005(H17)年2月14日に、坂田郡の米原町、伊吹町、山東町が合併して誕生した市で、同年10月1日には、坂田郡の近江町も米原市に編入されていた。

柏原駅と近江長岡駅は、旧山東町部分にある。

醒ヶ井駅付近には、滋賀県水産試験場醒井養鱒分場(醒井養鱒場) があることで有名となっており、東洋一の、淡水魚養殖・研究施設となっている。

井筒屋から発売されているJR米原駅の駅弁である「元祖鱒寿し」(1100円)は、ご当地の醒井養鱒場で養鱒されたニジマスが使用されている。

米原に到着した後、223系2000番台による新快速の網干行きに乗り換えました。この時の編成は、8両のW32編成(クモハ223-2052F)+4両のV22編成(クモハ223-3029F)の組み合わせ(12両編成)だった。

網干区の223系は、8両編成がW編成、4両編成がV編成、6両編成がJ編成となっている。

こちらは、赤穂線、湖西線、草津線、北陸線にも使用されているけど、昨年10月21日には、福井県の敦賀へも進出している。

京阪神の快速列車では、1980(S55)年までグリーン車が連結されていたこともあった。

1995(H7)年から1997(H9)年に掛けて導入されたのは1000番台で、1999(H11)年には仕様変更された2000番台が導入されていた。 2000番台は、トイレが車椅子対応の洋式に変更されている。

今後は福知山線(宮原総合運転所)にも223系が導入される予定となっているけど、こちらは4両編成が4本配置されることになる。

山陰本線(嵯峨野線)・福知山線(JR宝塚線)でも、113系の置き換えが予定されているために、223系の増備が続けられることになる。

平日には、米原~大阪間に通勤特急であるびわこエクスプレス号が米原~大阪間で運転されるけど、こちらはサンダーバード用の681系またが683系が使用されることになる。

近江鉄道の米原駅は、今年6月8日に、東口駅舎に隣接する場所に移転されていた。2009年春には、新駅舎が出来る予定となっている。

JRの駅舎も橋上駅舎化される予定となっているし。

この時には、米原発大垣行きの117系の4+4の8両編成を見ることが出来たし。

米原を出た後、JR総研・風洞技術センターに保存されている高速試験車(JR東日本のSTAR21(952・953形)、JR東海の300X(955形)、JR西日本のWIN350(500系900番台))を見ることが出来ました。 その反対側の先頭車は、STAR21=JR東日本・新幹線総合車両センター(旧仙台総合車両所)、300X=JR東海浜松工場、WIN350=JR西日本博多総合車両所に保存されている。

米原~彦根間は、JR線では途中駅が無いけど、近江鉄道では、フジテック前、鳥居本駅がある。 フジテック前は、昨年3月18日に開業した駅で、同年4月3日に大阪市茨木市から移転してきたエレベーター・エスカレーター・立体駐車場メーカーであるフジテックの本社前にある駅となっている。

近江鉄道では、大学前~ 桜川間に京セラ前という駅があるけど、こちらもやはり京セラの滋賀蒲生工場・同八日市工場の前となっている。

近江鉄道は、伊豆箱根鉄道と同様に西武グループの中小私鉄で、元西武鉄道の車両(401系から改造された車両)が盛んに使用されている。

元401系から改造された車両は、700系、800系、820系となっているけど、820系のほうは、前面がオリジナルのままとなっている。

1986(S61)年から1996(H8)年まで、近江鉄道の貴生川~八日市間で、レールバスのLE10形車両が走っていたことがあった。 1996(H8)年に運用から外された後、2004(H16)年に廃車となり、LE11号車が彦根の車両基地に保存され、LE12~15号車が解体されていた。

当時は、全線電化の路線であるにも関わらず、電力費節減の目的で気動車(レールバス)が導入されていたけど、上手くいかずに10年後に営業運転から離脱されていた。やはりバス車体のために老朽化が早く、軽すぎたということも問題もあったし。

こちらも、筆者がdreamファンをやって大失敗したということになぞられているし。

彦根といえば、彦根城が有名で、11月25日まで、彦根城築城400年祭が行われている。

新快速は、米原を出た後、彦根、能登川、近江八幡、野洲、守山、草津、石山、大津、山科、京都、高槻、新大阪の順に停車。

一部区間で130Km/h運転が行われていた。 

新快速の130Km/h運転は、1999(H10)年5月10日に、223系限定で朝ラッシュ時に行われ、翌年の2000(H12)年3月11日の改正で、終日130Km/h運転が行われるようになり、221系が新快速での運用から撤退していた。

途中で281系の関空特急はるか、大阪発高山行きのワイドビューひだ23号(キハ85系)、大阪発長野行きのワイドビューしなの9号(383系)などを見ることが出来ました。

特急しなの号の大阪乗り入れは、キハ181系時代の1971(S46)年から行われているけど、それが381系→383系に受け継がれている。

能登川駅は、旧能登川町のシンボルだった水車がイメージされている。

能登川駅のある東近江市は、2005(H17)年2月11日に、八日市市、神崎郡永源寺町・五個荘町、愛知郡愛東町・湖東町が合併して誕生していたけど、翌年の2006(H18)年1月1日には、神崎郡能登川町・蒲生郡蒲生町が東近江市に編入されていた。

東近江市の中心となる駅は、旧八日市市部分にある近江鉄道の八日市駅で、八日市~近江八幡間の近江鉄道八日市線の分岐駅となっている。

安土駅付近には、安土城跡があり、駅前に織田信長の銅像がある。

守山駅のある守山市は、1970(S45)年に市制が施行されていたけど、それ以前に、名古屋市に編入される前の愛知県の市名にも使用されていた。 愛知県の守山市の名古屋市に編入され、守山区となったのは、1963(S38)年2月15日のこと。

草津駅は、JR草津線への乗り換え駅である。 こちらは113系が使用されているけど、いずれ221系か223系に置き換えられることになる。

南草津駅は、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)の最寄り駅となっているけど、駅前からバスに乗っていくことになる。

立命館大学は、関西の有名な大学で、京都市中京区に本部がある。

石山駅は、京阪石山坂本線の京阪石山駅の最寄り駅となっている。

京阪石山坂本線は、坂本~浜大津~石山寺間の路線であり、いしやまさかほんせんとは呼ばず、いしやまさかもとせんと呼ぶ。

大津駅に到着した時には、モーニング娘。のみっつぃーこと光井愛佳女史の出身地である滋賀県大津市に来たんだな!ということを実感しました。

ここを出た後は、滋賀県から京都府へ。

山科駅前で、京阪京津線の線路(京阪山科駅)を見ることが出来ました。 京阪京津線は、京都市営地下鉄東西線の京都市役所前まで乗り入れており、専用の800系電車が使用されている。 こちらは終点の浜大津駅付近で併用軌道を走ることになる。

京都市営地下鉄東西線の山科駅は地下にあり、京阪との連絡線は、山科~御陵間にある。(御陵駅から分岐)。 1997(H9)年10月12日の開業当時は、二条~醍醐間の路線だったけど、2004(H16)年11月26日に、醍醐~六地蔵間が開業し、JR奈良線および京阪宇治線への乗り換えが可能となっている。

来年1月には、二条~太秦天神川間が開業予定であり、太秦天神川で京福嵐山線の蚕ノ社駅と接続する予定となっている。

京都駅からは、緩行線の列車が加わるために、賑やかになっていました。 ここで321系を初めて生で見ることが出来ました。 321系は、2005(H17)年12月1日に登場し、東海道・山陽緩行線の201系または205系が置き換えられていた。207系のほうは、321系と同じ塗装に変更された上で継続使用されている。

京都駅に到着した時点で2のレポートを区切ります。
by hy_sengen-sin | 2007-08-08 14:51 | 鉄道乗車記