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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

遅れていたVSE

町田からは、約30分遅れて到着したVSEこと50000形ロマンスカーはこね42号で新宿へと向かいました。 この時の編成は、50001Fで、一昨年3月19日に一番列車で使用された編成だった。 車内には、ブルーリボン賞受賞記念のステッカー、先頭車の運転台入り口の横には、ブルーリボン賞のプレートがありました。

LSEやHiSEの場合は、右側に運転室の入り口(ハッチ)があり、ハシゴを使って昇り降りするけど、VSEの場合は、中央部にある内蔵の跳ね上げ式階段(収納式)で登り降りすることになる。これにより、従来の展望席付きロマンスカーに比べて、展望席の定員が2人増えたことになった。 

VSEの運転室は、運転席の後ろに指導員用の座席があるので、オートバイ(自動二輪車)と同じような座席配列となっている。 指導員が乗務している場合は、オートバイでの二人乗りの時と同じような状態となる。

3100形NSEのほうは、ハシゴ式で、運転台の背後に出入口があった。

長野電鉄に譲渡された10000形から改造された1000系「ゆけむり」も、ハシゴによって運転台に入ることになる。 そのため2000系とは異なり、ワンマン運転が不可能なので、車掌乗務となっている。

遅れて到着していたので、新宿で特急券の払い戻しが行われていた。

到着直前に特急券の自動券売機で、特急券を買うことが出来てよかったです。

筆者が乗ったのは、9号車の50101号車。 この時は、VSEだとは思えないほどガラガラな状態でした。

座席は、広いシートピッチ、深いリクライニングの採用により、快適モードとなっています。

到着および発車の時には、ご自慢のオルゴール(ピーポー音)を鳴らしていました。

ここでは、シートサービスで、プレミアムコーヒーを注文しました。 この時には、VSE専用のガラスコップに入っていました。 このガラスコップは、小田急ロマンスカーのロゴ入りで、車内販売および小田急のトレイングッズの店であるTRAINSでも売っている。 TRAINSは、新宿と和泉多摩川にある。

これらのロマンスカーらしいロマンスカーの快適なサービスにより、1回乗ったらまた乗りたくなる状態であります。このことが人気の秘訣である。

3号車と8号車には、トイレ・化粧室、販売カウンター(ロマンスカーカフェ)があるけど、販売カウンターの横には、フリースペースがある。 今年3月18日に全面禁煙化される前は、扉があり、喫煙ブースとして使用されていた。 全面禁煙化後は、扉が撤去された上で、フリースペースとして使用されている。 ここでは、携帯電話の通話スペースとしても使用されているし。

客室のほうは、既に全面禁煙化されている。

あずさ・かいじ号のE257系の9号車には、フリースペースがあるけど、3月18日に全面禁煙化されるまでの間は、ここで喫煙することも可能となっていた。

7月1日に登場する東海道・山陽新幹線のN700系新幹線は、3、7、10、15号車に喫煙ルームが設けられることになる。 客席のほうは全面禁煙。

VSEの車内放送では、ロマンスカーのテーマソングである「ロマンスをもう1度」という曲が使用されているけど、そのCDが7月6日に発売されることになる。

7月6日は、ロマンスカーが登場50周年を迎えることになるので、LSE7000形の1編成(7004F)が旧塗装に再現されることになる。

7004Fは、1983(S58)年に導入された編成である。

LSEの座席の色は、1号車から5号車までが青系、6号車から11号車が茶系となっているけど、こちらは、11年前の1996(H8)年にリニューアル化された時、1号車から5号車までが禁煙席、6号車から11号車までが喫煙席だった頃の名残である。 1997(H9)年6月には、9、10、11号車が禁煙席となり、今年3月18日には、6、7、8号車も禁煙席となったのである。

7000形LSEが登場したのは、1980(S55)年12月27日のことで、東急電鉄の8090系が東横線でデビューしたのと同じ日であった。

VSEのシートサービスは、1995(H7)年まで行われていた走る喫茶室と同じようなサービスとなっている。

走る喫茶室は、日東紅茶(三井農林)と、森永エンゼル(森永製菓と森永乳業の系列)によって行われていた。 日東紅茶のほうは、1949(S24)年1910形の登場の時から1993(H5)年まで、森永エンゼルのほうは、1963(S38)年から1997(H7)年まで営業されていた。

10000形のHiSE車のほうは、オーダーエントリーシステムが導入されていた。

現在は、小田急レストランシステム(ORS)1社のみとなっている。VSE以外のロマンスカーでは、ORSによるワゴンサービスとなる。 ワゴンサービスの場合、コーヒーは紙コップで出されることになる。

小田急レストランシステムのほうは、1991(H3)年の特急あさぎり号ならびに20000形(RSE)の登場の時からロマンスカーの車内販売の営業が行われている。

調整により、向ヶ丘遊園に運転停車していたけど、定期列車では有り得ない光景でした。

多摩川を渡る前には、間もなく多摩川を渡りますの表示が出ていました。

筆者が小田急ロマンスカーのえのしま号に良く乗っていた時には、車内販売が行われていたけど、現在は全てが30000形EXEとなり、車内販売が行われなくなってしまった。

新宿に到着したのは21時過ぎ、この時には、各駅停車および区間準急が発着するはずの地下ホームに入線していました。 このことで、デビュー前の一昨年3月5日に行われたVSEの試乗会の時を思い出しました。当時は、新宿駅地下8番ホームから発車で、50002Fが使用されていた。

朝のラッシュ時には、地上ホームに到着する各駅停車、地下ホームに到着する準急・急行があるけど、こちらは折り返し回送となる。

この後、山手線で帰りました。

8月5日には、世界娘。宣言!!の某団員と、VSEで行く箱根ツアーが計画されている。

まずは、新宿から9時発のVSE(スーパーはこね9号で箱根湯本まで行き、ここから登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、海賊船で箱根町へ。 この次に箱根関所の見物、ここから登山バスで小涌谷まで行き、箱根小涌園ユネッサンのプールに入り、小涌谷から登山電車で箱根湯本へ。

箱根湯本からVSEによるはこね42号で新宿まで帰ることになるので、往復VSEで行く予定となっている。 どちらも異なる運用となっているので、別々の編成に乗ることが出来る。 実現すれば50001Fに乗るのが4回目となる。 あとは、VSEで箱根湯本まで行くことも初めてとなる。

今回VSEに乗った理由は、8月5日のVSEで行く箱根ツアーの予行演習だったのである。

まだ先のことだけど、このことをこのブログで取り上げていく予定です。

この時には、箱根フリーパスを使う予定となっているけど、その箱根フリーパスは、今年で発売40周年を迎えたのである。

6月1日には、箱根ロープウェイの大涌谷~桃源台間が、新型ゴンドラに変わって運転再開されていた。 同時に姥子、桃源台駅の駅舎が改築されていた。

早雲山~大涌谷間は、2002(H14)年6月1日から新型ゴンドラに変わっている。

大涌谷駅は、ロープウェイの乗り継ぎ駅となるけど、この周辺には、噴煙地などの見所があり、1つ食べれば寿命が7年延びるという説のある「黒タマゴ」が名物となっている。

これは、大涌谷特有の酸性熱泥でゆでたタマゴで、黒いゆで卵となっている。

こちらは、大涌谷の観光センターでも買うことが出来る。

この周辺には、大涌谷自然科学館があったけど、2003(H15)年に閉館となっている。

このツアーではどこで昼食を取るのか気になります。
by hy_sengen-sin | 2007-06-05 15:20 | 鉄道乗車記