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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

みなとみらい号

3月3日は、目黒から元町・中華街まで、都営6300形6332Fによるみなとみらい号に乗りました。まずは、目白から目黒までは山手線で移動。

こちらは、高島平発着で、都営三田線内は各駅停車、東急目黒線・東横線内は急行運転となっていました。

今回の運転分は、2月3日は日比谷線(北千住~元町・中華街間)、2月17日は、南北線・埼玉高速線(浦和美園~元町・中華街間)に続き、3月3日、都営三田線(高島平~元町・中華街間)で運転されていた。

日比谷線は、東急1000系、南北線・埼玉高速線は、埼玉高速2000系、都営三田線は、都営6300形が使用されている。2月3日は1107F、2月17日は2110F。

日比谷線直通の場合は、日比谷線内も急行運転で、北千住、上野、仲御徒町、秋葉原、人形町、茅場町、八丁堀、東銀座、銀座、日比谷、霞ヶ関、六本木、恵比寿、中目黒に停車する。

通過駅は、南千住、三ノ輪、入谷、小伝馬町、築地、神谷町、広尾

この時には、みなとみらい線開業3周年記念として、3月10日に公開されるドラえもん映画「ドラえもん、のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~」のタイアップとして行われていた。

今年公開されるドラえもん映画「ドラえもん、のび太の新魔界大冒険~7人の魔法使い~」は、今から23年前の1984(S59)年3月17日に公開されたドラえもん映画(のび太の魔界大冒険)のリメイク版となっている。

昨年公開されたドラえもん映画は、「のび太の恐竜2006」で、1980(S55)年に公開された大長編ドラえもんシリーズの第一弾である「のび太の恐竜」のリメイク作品となっていたので、2年連続でリメイク作品が公開されることになる。

車内が混雑していたので、ドラえもんグッズの配布は、目黒駅構内でもお子様向けのドラえもんグッズが配布されていた。

ドラえもんタイアップと言えば、2000(H12)年12月12日に都営大江戸線が全線開業した時に12-000形の一部の編成のドアにドラえもんステッカーが貼ってあったことを思い出しました。

みなとみらい号は、目黒を出た後、武蔵小山、大岡山、田園調布、多摩川、武蔵小杉、日吉、綱島、菊名、横浜、みなとみらい、馬車道、日本大通り、元町・中華街に停車していました。

行き先表示は、往路の三田線内が、臨時、元町・中華街で、東急線内は臨時の表示となっていた。

この時には、ヘッドマークのほか、元町・中華街というステッカーも付いていた。

なので、田園調布までの目黒線区間は、普段の目黒線急行と同じ雰囲気となっていました。

みなとみらい号は、2004(H16)年5月4、5日に「横浜みなとみらい号」として、東急1000系によって北千住~元町・中華街間で運転されていたのが始まりだった。 当時の東急線での停車駅は、通勤特急と同じ停車駅で、日吉で特急の通過待ちが行われていた。

同年8月22日の運転分からみなとみらい号となり、東急線内での停車駅が急行と同じになった。

同年12月23日から都営三田線、25日から埼玉高速鉄道線からのみなとみらい号も登場していた。

こちらは、東急1000系、埼玉高速2000系、都営6300形が普段入線することのない武蔵小杉、菊名~元町・中華街間にも入線するので、鉄道ファンを中心に人気が高い。

その前には、東京メトロ9000系の9114Fが発車していました。

都営6300形は、1993(H5)年6月に、6301~6305Fが登場、翌年の1994(H6)年には、2次車である6306~6313Fが導入され、6000形の初期型が置き換えられていた。

1999(H11)年には、3次車が登場し、残りの6000形が置き換えられたほか、目黒延長用の増備車として導入されていた。こちらは、2000(H12)年の6337Fまで導入されていた。

6332Fは、目黒延長開業用として導入された編成となっている。

大岡山では、東急8500系同士が到着。二子玉川行きは8639F、大井町行きは8640F。 この二子玉川行きのほうは、みなとみらい号に接続されなかった。

奥沢の留置線には、東急3000系3102Fが止まっていた。 こちらは、2000(H12)年8月まで、東急目蒲線の車両基地となっていた。

東急3000系または5080系のほうは、目黒~武蔵小杉間の区間運転を中心に運転されている。

田園調布駅では、目黒線のホームに到着、ここで、5000系5152Fによる東横特急の通過待ちがありました。 この後、東急9106F(TOQBOX)の各駅停車が入線した後に発車していました。 2004(H16)年12月から昨年夏まで、武蔵小杉駅で東横線に転線されていたけど、改良工事により、昨年12月運転分から、田園調布駅での転線に変更されていた。

田園調布~武蔵小杉間で外側の東横線部分を走るようになったのはそのためである。

多摩川駅では、5080系の5181Fを見ることが出来ました。 東急5080系は、2003(H15)年3月19日に登場した車両で、2004(H16)年に5182Fが導入されるまでの間、1編成のみの虎の子の状態だった。 昨年9月には、5183Fと5184Fが導入されて、4編成となった。

3000系のほうは、目黒線開業の時は、3101~3112Fの12編成となっていたけど、2001(H13)年3月には、3113Fが追加導入されていた。

武蔵小杉を出た後、みなとみらい線でしか見れない走行シーンとなっていました。

武蔵小杉~日吉間のほうは、来年3月に本格的に乗り入れる予定となっている。元住吉の急行通過線を走ったのも、みなとみらい号ならではである。

日比谷線からのみなとみらい号は、2004(H16)年8月29日に北千住から元町・中華街まで乗ったことがある。 

この次は、埼玉高速鉄道からのみなとみらい号に乗ってみたいと思っています。

日吉駅では、中線(2番線)に入線。でもすぐに発車していた。  こちらは、日吉延長後、降車専用ホームとなる予定となっているので、開業後の状態を先取りしたのである。

来年3月に目黒線が日吉駅まで乗り入れる時には、2、3番線が目黒線に転用され、引き上げ線も1線から2線に増やされることになる。 日吉駅が改良される前、引き上げ線が2線あったので、昔に戻ることになる。武蔵小杉駅の元住吉寄りの2線が暫定的に引き上げ線として使用されているので良く分かる。

日比谷線直通列車のほうは、日吉折り返しが出来なくなるので、改良工事期間中と同様に、終日菊名発着に変更されることになる。

みなとみらい号は、6両編成なので、ずれて停車していた。ということで戸惑う乗客も居た。

現在特急は日吉駅通過の状態となっているけど、来年3月以降に停車化され、通勤特急と統合される確率が高いと思われます。

菊名~妙蓮寺間では、川崎鶴見臨港バスを見ることが出来たけど、やはりちびっ子たちの話題となっていました。

東白楽駅を出た後、みなとみらい線に繋がる地下区間へ。こちらも普段と比べて違和感のない状態となっていました。 それでも違和感はあったけど。

横浜駅に到着。 ここからはみなとみらい線に入っていました。 

みなとみらい駅構内では、ドラえもんのイベントがあったのでほとんどがここで降りていました。

馬車道では、横浜三塔物語のHM付きのY500系Y516Fによる各駅停車を見ることが出来ました。

元町・中華街駅に到着。 ここで撮影をしていました。 元町・中華街駅は1面2線しかなく、列車によって折り返し時間が短くなることがある。 みなとみらい号のほうは、到着後すぐに回送となっていました。

ここに定期的に乗り入れてくる列車は今のところ東急と横浜高速鉄道の車両(渋谷発着)のみとなっているけど、2012年度に東京メトロ副都心線との直通運転が開始された暁には、これらの車両に加え、東京メトロ、東武、西武の車両も定期的に乗り入れてくることになる。

逆に東急と横浜高速鉄道の車両が東京メトロ副都心線、東武東上線、西武池袋線にも乗り入れるようになる。

この後、横浜中華街に行き、よしもとおもしろ水族館、さかなの赤ちゃん水族館を見物しました。

こちらは、お笑いタレントでおなじみの大手芸能プロダクションである吉本興業(本社は大阪市)によって作られた水族館となっている。その名の通り面白い魚を見ることが出来ました。オープンはみなとみらい線が開業した2004(H16)年のこと。こちらはSuicaを使って入館することも出来る。

中華街では、江戸清の豚まんを買って食べました。こちらは、山下公園で食べたけど。

昨年12月に氷川丸とマリンタワーがそれぞれ閉鎖されていたけど、氷川丸は日本郵船、マリンタワーは横浜市にそれぞれ譲渡されていた。

こちらは、改修工事が行われ、氷川丸は来年春、マリンタワーは再来年春にリニューアルオープンされることになる。

元町・中華街から日吉までは、横浜高速鉄道のY500系のY516Fで移動しました。 この時にはヘッドマークも撮影していました。

日吉から上野までは、日比谷線直通の03系の03-141Fに乗車。 この時にPASMOの広告入りの5050系5157Fによる東横特急が通過していきました。

元住吉では、日吉行きの03系とすれ違いました。

03系の03-141Fは、1994(H6)年に東急車輌で製造された3ドアVVVF車で、最後まで残った3000系の置き換え用として導入されていた。そのラストナンバーは、03-142F。

こちらは、東急線を走る車両で唯一の従来型のマスコンとなっている。2000(H12)年まで走っていた7200系もこのような従来型タイプとなっていた。

こちらは各駅に停車。 祐天寺では、先ほどのY516Fによる急行とすれ違いました。

中目黒からは日比谷線に入りました。 トンネル入り口付近は、2000(H12)年3月8日に脱線事故が発生した場所となっているので、慰霊碑がありました。

日比谷線と東横線の直通運転は、1964(S39)年8月29日、東銀座~霞ヶ関間の開業(全線開業)と同時に開始されていた。 同じ年の1964(S39)年3月25日には、霞ヶ関~恵比寿間、7月22日には恵比寿~中目黒間が先行開業していた。

当時は東急7000系が直通列車に使用されていた。こちらは、1991(H3)年6月7日をもって乗り入れ終了。

運転区間は、1988(S63)年ごろまでは日吉まで。 1988(S63)年から1991(H3)年までは、菊名まで。 1991(H3)年からは、日中は日吉発着に戻されていた。 東急7000系のほうは、乗り入れ末期に菊名へも乗り入れていた。7000系が撤退した後、日吉駅が地下化されていたので、7000系が日吉駅の地下ホームに乗り入れることはなかったということになる。

六本木駅付近には、六本木ヒルズがあることで有名となっているけど、今年3月30日には、都営大江戸線の7番出口側(裏口側)に、東京ミッドタウンがオープンし、8番出口が新設されることになる。

東京ミッドタウンは、六本木の旧・防衛庁(現防衛省)の施設の跡に建設され、サントリー美術館が赤坂から移転してくることになる。

ミッドタウンタワーは、地上54階建てで、六本木ヒルズ森タワーや新宿の都庁第一本庁舎よりも高い建物となる。

こちらには、USEN、ヤフー、富士フイルム、富士ゼロックス、グッドウィル・グループ、コナミの本社が入る予定となっている。これによって、六本木の新名所がまた一つ増えることになります。

東京ミッドタウンへは、千代田線の乃木坂駅からも近い。

上野に到着した後、リゾートしらかみブナ編成の展示会会場へと向かいました。

(つづく)
by hy_sengen-sin | 2007-03-04 23:00 | 鉄道乗車記