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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

E233系試乗レポート

12月27日、E233系は、03Tの運用に入っていたので、新宿から御茶ノ水まで試乗しました。

16時46分、E233系の10両固定編成であるT2編成(クハE233-2F)が入線。 この時には、9号車(モハE232-402号車)に乗車。

この前の快速は、201系のT15編成(クハ201-52F)で、77Tとラッキー7のナンバーとなっていました。

E233系の表示。 フルカラーLEDで、前面は、種別と行き先および種別のみの表示。

201系には無かった快速の表示もあった。 今回乗った列車は中央特快だったので、中央特快の表示となっていた。 

側面は、E257系みたく、日本語表示と英語表示が交互に切り替わるタイプで、次は○○と次の駅の表示が出ていた。 この場合は次は四ッ谷と表示されていた。

1号車(東京寄りの先頭車)の女性専用車対応車両では、吊り手、荷棚が従来の車両よりも低くなっていた。

吊り手は、E531系と同タイプのものが採用されていたので、E531系みたいなイメージがありました。

御茶ノ水の手前までは立ち席だったけど、御茶ノ水の手前で試しに着席。シートは柔らかめだったので、長距離でも疲れない状態でした。

やはり、硬めの座席は長距離には向かないのでダメです!来年秋以降に京浜東北線に登場予定のE233系も柔らかめの座席になるので安心しています。

E233系は、来年度中に東海道線に近郊バージョン(3000番台)が1編成のみ導入され、捻出されたE217系が、車体更新入場に伴う予備車捻出のために、3編成のうちの1編成が横須賀・総武快速線(鎌倉総合車両センター)に出戻りするので、その穴埋めとして導入され、E231系との併結運転も可能となる。 当然E233系初のグリーン車2両も登場することになっている。

こちらは東海道線(田町車両センター)に残る211系の置き換え用としても導入されることが予想されている。

あとは、来年度中にE233系の地下鉄乗り入れバージョンである2000番台も常磐緩行線(地下鉄千代田線直通)に導入され、既存の203系、207系900番台、209系1000番台が置き換えされることになる。

209系1000番台のほうは、機器更新の上で京葉線に転属されることが予想されている。

209系500番台や1000番台のほうは、110Km/h運転対応のため、内房・外房線乗り入れにも対応することになる。

小田急でも、それをベースとした新型車両(形式は未定)が導入される予定だけど、1000形が地上線に転用されることになり、その玉突きで5000形や5200形が置き換えられることになる。

LCDのほうは、山手線のE231系500番台に準じており、停車駅案内も表示されることになっている。 この時には、山手線でおなじみのQUIZONE(クイズワン)のコーナーもありました。
あとは、E233系の登場のPRCMも流れていた。

E233系は、今年度中に新H編成(分割・併合対応)が13編成(H43~56編成)130両、新T編成(10両固定編成)が10編成(T1~10編成)100両、計23編成230両導入される予定となっている。

来年度は、T編成32編成(T11~42編成)320両、H編成2編成(H57、58編成)20両に加え、青梅・五日市線用(6連13本、4連10本)が導入される予定となっている。

こちらは、201系と比べて乗り心地が良いと言われている。 音のほうは、201系と比べて静かとなっていました。 201系のほうは、騒音が激しいということで問題となっていた。

前面スタイル=E531系に準じており、近郊型で採用されたワイドタイプとなった。そのため、停車位置が201系と異なっている。

列車番号の表示=5桁のフル表示。 201系の場合は、下3桁しか表示されていない。

ワイドボディなので、中央快速線の混雑が緩和されることになる。 京浜東北線でもこのような効果が発揮されることになるし。

自動放送=中央快速線初である。 201系のほうは、全て車掌による肉声放送となっていたので、やがて聴けなくなる。 

自動放送のある列車でも、ターミナル駅や緊急時を中心に、乗務員による肉声放送が行われる場合がある。

御茶ノ水から新宿までは、201系の77T(T15編成、モハ201-115号車)に乗車。ここで201系との乗り比べをすることが出来てよかったです。

77Tと単純に表示されているのは201系だけなので、それを撮影することが出来てよかったです。

201系の旧T4編成(クハ201-21F)は、新T4編成の到着を受けて、T104編成に改番されていました。12月27日は、33Tの運用に入っていた。
改番された編成は、T101~104編成の4本となった。

T5、T6編成のほうはフライングで廃車となったために、T105、T106番編成は幻となった。

この日は、多喜千与三さんが西八王子でT2編成を撮影していた。 

E233系が中央特快に使用されたのは、12月27日の1502T(高尾15時58分発→東京17時着)が初めてだと思われます。

はてなダイアリーでおなじみのnishikuniさんのほうは、この日、筆者もやっているmixi(ミクシィ)というコミュニティサイトで、E233系の目撃情報を得ていたので、夜8時台、東小金井から立川まで1903T(立川行き)に乗っていたのである。

12月27日の03T運用、豊田 6時28分発東京行きからスタート。この日の運用は高尾行きのほか、八王子行き、立川行きもあった。

この日の最後の運用は、東京23時48分発、豊田行き(28日の0時52分着)の各駅停車(2303T運用)だった。下りの各駅停車初運用。

12月28日は、T2編成は05T、H43編成は15Tの運用となる。

05Tは、日中は武蔵小金井停泊、東京23時12分豊田行きの2305Tで入庫

15T運用。東京20時49分発高尾行き(高尾21時54分着)の通勤快速に使用されるので、通勤快速初運用となる。 中野~三鷹間の通勤快速の停車駅は、土曜・休日の快速と同じとなっている。この日最後の運用は、高尾0時31分発武蔵小金井行きの最終2414T。武蔵小金井停泊となる。初の武蔵小金井区停泊。

水郡線のE130型DCの営業運転開始は、1月19日から。

新T編成到着状況 T1編成=11月16日 T2編成=11月29日 T3編成=12月12日 T4編成=12月26日 いずれも新津→大宮→豊田間で配給輸送が行われていた。

牽引機のEF64の1000番台のほうは、幕張車両センター→北長野間の113系の廃車回送で返却されている。

T1編成は、EF64-1030号機、T2~4編成は、EF64-1031号機による牽引。

新津車両製作所での生産ラインの流れ 京浜東北線209系0番台→中央・総武緩行線209系500番台→中央・総武緩行線E231系0番台→常磐快速・成田線E231系0番台→山手線E231系500番台→東海道線・湘南新宿ラインE231系近郊バージョンの普通車→常磐線E531系の普通車→中央快速線E233系 

その合間に、相鉄10000系、都営10-300形の中間車も製造されていた。

山手線E231系500番台の導入は、常磐線E231系と並行して行われ、常磐線→山手線→常磐線→山手線→常磐線→山手線→常磐線→山手線の順で行われていた。

新津製の中央快速線のE233系の導入完了後は、京浜東北線用のE233系が製造される予定となっている。

T編成のうち、T1~32編成が新津で製造される予定で、それ以降は、東急車輌または川崎重工業で製造される予定となっている。うち東急、川重5本ずつ。

2002(H14)年11月に、中央・総武緩行線のE231系のミツ57編成(クハE231-57F)が導入されていたけど、新津ではなく、車両メーカー(東急車輌)で導入されていたのはそのためである。

6+4のH編成の導入状況 H43編成=9月21日に10両共に東急車輌から回送。こちらは、逗子から豊田まで自力で回送されていた。その翌日の9月22日には、豊田から酒折(甲府の手前)まで試運転が行われ、その合間に酒折~塩山間で2往復していた。

H44編成=11月10日から12日に掛けて、兵庫の川崎重工業から回送。 兵庫から東海道本線、新鶴見、立川を経由して豊田まで運ばれていた。牽引機 兵庫→新鶴見間 EF66-129号機(JR貨物発足後に導入された100番台のうちの1両)、新鶴見→豊田間 EF65-1005号機

H45編成=いずれも東急車輌製。4連側が12月14日に先行出場、20日には6連が出場。

H編成のうちH43、44、45、46、47番のほうは、武蔵小金井電車区に車両の配置があった頃、10両固定編成で使用されていた編成番号だった。 現在は、T30~34編成(初代)となっている。

H編成または青梅・五日市線用のO編成は、川重製が8編成(うち1編成導入済) 東急製が6+4=17編成(うち2編成導入済み)、6両編成3編成導入予定となっている。

中央快速線用のH編成は、H43~58編成までの15編成150両導入される予定。 最終的には、10両固定の42本と合わせて57本570両出揃うことになっている。

まずは中央快速線用から導入されて、その後に青梅・五日市線用が入ることが予想されている。青梅・五日市線用のO編成は、6連13本、4連10本で、201系がそっくり置き換えられることになる。

置き換え前の201系、10両固定編成(T編成)が34本340両(うち4編成40両廃車済み)、6+4編成(H編成)が25本250両、計59本あった。 

E233系に置き換えられれば、2編成減となり、青梅・五日市線用のE233系が予備車を兼ねることになる。 この場合平日朝ラッシュ時の1号車の女性専用車両の扱いがどうなるのか気になります。

中央快速線用のE233系の6+4編成で、高尾寄りに4両、東京(新宿)寄りに6両と入れ替わっていたのはそのためである。

中央快速線用の6+4編成のほうは、基本編成と付属編成で編成順序が決まっており、分割・併合運用の場合、その編成と組まなければならないということになる。 H1編成の場合、クハ201ー1Fは、クハ201-2Fと組まなければならないということになるし。

新H編成でもこのようなことになる。

12月29日、T1編成が03T運用に入っているので、T1編成初運用となる。

京浜東北線の209系900番台のうちのウラ91編成(クハ209-911F、旧901系B編成)のほうは、東大宮に疎開留置されているけど、廃車前提だと思われます。

209系911番台のインバーター装置は、他の209系と異なっている。 

房総ビューエクスプレスの255系のインバーター装置は、209系911番台がベースとなっているけど、故障が頻発しているので、183系による代走もよく見受けられることになっている。
by hy_sengen-sin | 2006-12-28 10:11 | 鉄道乗車記