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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

中央快速線撮影ツアー1

師走入りして初の日曜日となった12月3日は、中央快速線撮影ツアーと秩父夜祭に行ってきました。

ルート 目白~新宿~八王子~西八王子~高尾~三鷹~高円寺~阿佐ヶ谷~中野~新宿~池袋~飯能~西武秩父~所沢~池袋

新宿から八王子までは、新宿9時20分発、201系のクハ201-60Fによる中央特快で移動。中央特快なので、立川までは中野、三鷹、国分寺、立川の順に停車していました。

三鷹~国分寺間の高架化工事では、高架橋が立っている状態となっているので、来年春には下り線が高架線に切り替えられる予定となっており、同時に武蔵境、東小金井、武蔵小金井駅が高架化されることになる。ということは、一時的であるものの、小金井エリアの高架新線(下り線のみ)を走るオレンジ色の201系を見ることが出来る。三鷹~国分寺間の高架化工事は、2008(H20)年に完了する予定となっている。

国立エリアが高架化される頃は、E233系への置き換えが完了していると思われるので、オレンジ色の201系が国立エリアの高架線を走ることはなかったということとなることが予想されている。

武蔵境駅では、12月9日から、西武多摩川線部分が高架化されることになり、自動改札機が導入されることになる。高架化後は、当面1面1線のまま。PASMOの導入への第一歩。 これにより、一昨年11月7日から使用されてきた仮駅とお別れの時が来る。 仮駅として独立する前は、JRによって管理が委託されていた。

この西武多摩川線の武蔵境駅の仮駅に行ったのは、7月10日の西武線撮影ツアーの時が最初で最後となる。 

武蔵境駅が高架化された後は、再び西武線の線路と接続されるようになり、新秋津~武蔵境間の甲種輸送も復活することになる。 これに伴い、旧スタイルの101系の動向が気になります。

武蔵小金井電車区では、クハ201-29Fの入庫シーンを見ることが出来ました。こちらは、中央快速線と同様にオレンジ色の201系が当たり前の状態となっているけど、やがてE233系で埋め尽くされることになっている。

武蔵小金井駅の南口駅舎は、三角屋根の木造駅舎となっているけど、高架化と同時に取り壊される運命となっている。

国立駅では、南口の旧駅舎が取り壊し作業中の状態でした。 現在は骨組みのみ残っている状態。 旧下り線の線路が撤去されたけど、旧下りホームは残っていた。こちらも撤去されるのも時間の問題となっている。

立川駅は、12月10日に行われる予定の青梅・五日市線撮影ツアーのスタート地点の駅となっている。 
E351系スーパーあずさ号が立川に停車しない理由は、ホームの長さが11両分しか無く、12両編成が停車出来ないからである。

2003(H15)年9月27日に行われた武蔵小金井→武蔵境間の上り線が仮線切り替えの時に運休となった時に、中央線特急が立川で折り返しとなっていたけど、E351系スーパーあずさ号が八王子止まりとなっていたのはそのためである。

立川駅は、甲府方面からの115系による普通列車の終着点。 かつて新宿駅に115系が乗り入れていた頃は、新宿~立川間ノンストップ運転となっていた。1986(S61)年11月の改正で三鷹駅にも停車。 立川~八王子間でも、日野と豊田駅通過扱いとなっていたけど、現在は停車している。このことで日野飛ばしと言われていた。あとは西八王子駅通過扱いの時もあったし。

東中野~立川間は、中央本線の最長直線区間となっている。

日野自動車は、その名の通り、日野市日野台に本社のあるトラック・バスメーカーで、日野本社工場では、日野(HINOブランド)の大型・中型トラックが製造されている。

羽村市にある羽村工場では、小型トラック(日野デュトロ、トヨタダイナ・トヨエース)、トヨタハイラックスサーフが製造されている。小田急の海老名で見た陸軌両用トラック(トヨタダイナベース)も、ここで製造されていた。

1970(S45)年に登場したトヨタの初代カリーナは、日野自動車に製造が委託されていた。

立川~八王子間では、3回河川を横断するけど、立川~日野間では、残堀川および多摩川、豊田~八王子間では、浅川を横断することになる。 浅川のほうは、多摩川の支流となっている。

豊田電車区では、オレンジの201系はもちろんのこと、183系、信州色の115系を見ることが出来ました。E233系のほうは奧に止まっていた。

八王子駅に到着。 ここで、萩原清さん、林直樹さん、高石さん、森敏英さん、このツアーのスペシャルゲストである多喜千与三(清水淳史)さんと合流。この後、横浜線で現地入りした木沢さん、奥野さん、遅れて来ていた黒岩さんとも合流し、メンバー9人揃いました。

黒岩さんのほうは、新宿から特急9時30分発の特急かいじ101号で現地入りしていた。こちらは、バージョンは異なるものの、黒岩さんが地元(内房線)で乗り慣れているE257系で、M101編成(クハE257-101F)が使用されていた。 この編成には、ブルーリボン賞のプレートが付いている。

かいじ101号にM101編成=偶然である。

ここでは、信州色のクハ115-1065F(C10編成)による普通列車を見ることが出来たけど、こちらは前面の普通の表示が白抜きとなっていました。

あとは、E351系S1+S21編成によるスーパーあずさ号を見ることが出来たけど、今から7年半前に友人と立山黒部アルペンルートの行きに乗った時を思い出しました。 当時は新宿8時発のスーパーあずさ5号が南小谷まで行っていたので。(現在は千葉発のあずさ3号が南小谷行きで、スーパーあずさ5号が松本止まりとなっている)

かつて中央東線のローカル列車では、前面にローマ字無しの行き先表示があったけど、現在の行き先表示は、側面にある。

八王子では、タンク車が止まっていました。 番号は未確認。

この後、クハ201-48Fで西八王子まで移動。 西八王子では、201系等を撮影していました。


西八王子駅には、東京駅から約50キロの地点に位置していることを表す、50キロポストがあった。

西八王子~高尾間には、1960(S35)年9月まで、東浅川駅があった。 こちらは、多摩御陵の入口に位置した駅で、皇室専用の駅となっていた。

ここで撮影した後、クハ201-33Fで高尾まで移動。 高尾駅は、1961(S36)年3月20日に改称されるまでの間、浅川駅となっていた。

京王高尾線の乗り入れは、1967(S42)年10月1日のことで、ここで京王高尾線に乗り換えて高尾山に行くことも出来る。

高尾山と言えば、奥野さんが毎年高尾山薬王院まで初詣をしていることを思い出します。 

あとは、昨年11月26日に新木場で行われたなっちこと安倍なつみ女史のファンの集い(FCイベント)で、安倍なつみ女史が高尾山を訪問していた時のVTRが流れていた。 なっちはケーブルカーやリフトを使っていた。

筆者は、一昨年2月に高尾山に行ったことがある。 高尾山では、とろろそばが名物となっているし。

高尾駅到着後、201系をバックに記念撮影が行われていました。 この後、各自で撮影タイム。 この時に201系のほか、スカ色の115系、団臨用の183系のあずさ色編成(マリ31、クハ183-1017F)、EH200-4号機牽引によるコンテナ貨車、EF64-42号機牽引による浪漫というお座敷客車を撮影することが出来ました。

浪漫のほうは、近いうちに485系改造の電車(いろどり、彩)に置き換えられることにより、廃車となる予定となっているので、今回撮影することが出来てよかったです。

この列車は松本から熱海まで運転されていた「さよなら浪漫号 伊東温泉の旅」の団体列車で、松本から新鶴見信号所まで、EF64-42号機の単独、新鶴見信号所から熱海まで、EF64-42号機とEF58-61号機によるプッシュプル運転となっていた。

浪漫は、1995(H7)年11月、14系客車から改造されたお座敷客車で、その前は、12系客車から改造された白樺というお座敷客車があった。

いろどり(彩)は1,6号車が座席車(2+1)、2、3、5号車がセミコンパートメント車、4号車が多目的スペースとなっている。

こちらは6両編成で、1号車がりんどう(県の花)、2号車がカモシカ(県の動物)、3号車がリンゴ(特産品)、4号車が信州の自然、5号車がぶどう(特産品)、6号車がカーネーション(出荷数日本一)となる。

カラーリングは、1・5号車は「ふじいろ」 2号車は「こきくちなし」 3・6号車は「ときいろ」 4号車は「びゃくぐん」。

トイレは、1、2、3、5号車にあり、2号車は女性専用、5号車は車椅子対応となる。

その他、パウダールームは3号車、談話スペースが6号車にある。

このように、お座敷客車は衰退への道を歩んでいる状態となっている。あとはJR東日本で欧風客車も既に全廃となっていたし。
やはり、客車列車の衰退は、車両の老朽化だけではなく、機関車の牽引速度、機回し等で時間と手間が掛かることなどの理由があるからである。

2000(H12)年3月をもって引退したスーパーエクスプレスレインボー、お座敷客車江戸号も同様の理由で廃車となっていた。

尾久のイベントで披露されていたEF65-1118号機およびEF81-95号機のほうは、専用塗装のまま残されているので、レインボー専用機の名残がある。

高尾駅のほうは、1~4番線まであり、1番線は快速列車の折り返し専用、2~4番線は、高尾以西への直通列車にも対応している。

下りの通過線のほうは、輸送障害時に於ける満線対策の為に新設されていた。 183系の団臨用や、EH200-4号機もここを通過していた。


高尾駅の駅舎は、北口がJR、南口が京王による管理で、以前は連絡改札が無かったけど、現在は連絡改札で仕切られている。

北口駅舎は、社寺風木造駅舎となっており、関東の駅百選にも認定されている。

高尾駅の北側の留置線を見た時には、今から3年前の2003(H15)年8月3日に炎天下の中で行われたさよなら301系イベントの時を思い出しました。 当時は301系が混雑するわ、イベント会場で待たされるわで大変な状態でした。

逆光気味だったけど、山々をバックに撮影することが出来ました。

高尾駅の3、4番ホームの天狗面の像の前では、高尾山薬王院による安全祈願祭が行われていました。こちらは、高尾山に因んで、1978(S53)年に設置されていた。

鉄道撮影ツアーでの中央線の201系の撮影は、7月10日の西武撮影ツアーで国分寺駅で行われていたけど、今回は本格的な撮影ツアーとなった。

しばらく撮影を満喫した後、高尾11時58分発の中央特快で三鷹に移動しました。 この時に乗った編成は、クハ200-118Fで、分割・併合対応のH編成となっていました。

E233系では、10両固定編成がT編成、6+4編成がH編成と201系と同様となる。

次の西八王子で、多喜千与三さんと別れ、8人となりました。 やはり、八王子市内限定で、多喜千与三さんと一緒に行動することが出来てよかったです。まさにスペシャルゲストにふさわしかったし。

やはり多喜千与三さんと萩原清さんたちと面識があるということで実現したのである。

多喜千与三さんは、貨車部会や埼玉サークルを中心に参加しているので、この時に会いに行ける状態である。 12月23日は、埼玉サークルの忘年会が予定されているので、森林公園でのイベントの後に会場入りする予定。

八王子では、EF65-1073号機牽引によるタンク車連結列車を見ることが出来ました。この時にタキ1000-354号車などが連結されていたことを確認しました。

豊田電車区では、入庫していく青梅・五日市線用の201系(クハ201-146F)を見ることが出来ました。 こちらも、ご存じの通りE233系に順次置き換えられる運命である。 青梅・五日市線用のE233系は、中央快速線の予備車としても使用出来る状態となる。 シングルアームパンタの採用により、高尾以西のトンネルの壁もクリアしているし。

豊田駅では、E257系の特急あずさ号(M104編成)の通過待ちがありました。 M104編成は、4月15日に、八王子から中野まで乗った時の編成であった。この後は、中野から新宿まで、201系の10両固定で最初に廃車となったT6編成(クハ201-26F)の各駅停車に乗っていた。

特快なので、立川を出た後、国分寺、三鷹の順に停車。 国立駅付近の高架化は、2010(H22)年度に完成する予定となっている。 

武蔵小金井駅=高架化された後は2面4線となる予定。 

三鷹駅に到着した後、駅ビルロンロンの5階にあるとんかついな葉で昼食会を行いました。

とんかついな葉は、いな葉和幸グループで、ここで使われている豚肉は、アメリカ産のSPF(無菌豚)が使用されている。

三鷹ロンロンは、1999(H11)年にオープンした駅ビルである。

黒岩さんのほうは、数量限定の黒豚のトロカツ定食を注文していました。2つ分残っているということでそのうちの1つを注文していた。本当は筆者も注文し、品切れにしてやりたい気分だったけど、1600円と高いので止めておきました。

筆者はチーズカツ定食を注文、美味しそうだったのでそれを注文していた。 こちらはご飯やキャベツのお替わりが自由となっていた。 

店内のBGMでは、昨年10月から今年3月まで放映されたNHKの朝の連続テレビ小説の「風のハルカ」のテーマ曲である森山直太朗氏による「風花」、今年3月15日にリリースされたモーニング娘。の「SEXY BOY~そよ風に寄り添って~」などのイントロが流れていました。

「風のハルカ」は大分県の由布院などが舞台となっていた。

因みに、現在の朝の連続テレビ小説は、芋たこなんきんで大阪天満の商店街が舞台となっている。 こちらは、来年の3月31日まで放映予定で、テーマ曲は、Fayrayによる「ひとりよりふたり」となっている。

その前は「純情きらり」で、愛知県の岡崎市が舞台となっていた。

「風花」のイントロが流れてきた時は、木沢さんとの話題の種となっていた。 「SEXY BOY~そよ風に寄り添って~」のイントロが流れてきた時もよかったし。 もしもこの時にモーヲタの連中と入っていたら話題になっていたに違いなかったです。

それはさておき、ここのとんかつは美味しかったです。撮影ツアーでは、美味しいものを食べることも出来るということも魅力である。

萩原清さんのほうは黒豚ロースカツ定食を注文していたけど、美味かったと言っていたし。あとは並ばずに入れたという大きな喜びもあったし。

美味しい店なら並ぶのが当たり前ということとなっているので。

この後は、ロンロン(駅ビル)口から入り、中央・総武緩行線のE231系で高円寺へと移動しました。この時に乗った編成はクハE231-17Fで、209系500番台と同様に、習志野電車区に配置されていた編成だった。

(2へつづく)
by hy_sengen-sin | 2006-12-04 13:14 | 鉄道撮影ツアー