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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

リニューアルオープンした成田国際空港

6月2日、成田国際空港の第一旅客ターミナルの南ウィングがリニューアルオープンされ、ANA(全日空)などのスターアライアンス系エアラインが集結することになります。

スターアライアンスとは以下の航空会社である。
●全日本空輸(全日空) 日本 T2
●アシアナ航空  韓国 T2
● タイ国際航空 タイ T2
●シンガポール航空  シンガポール N
オセアニア
●ニュージーランド航空 ニュージーランド T2に残留
欧州
●ルフトハンザドイツ航空 ドイツ N
●スカンジナビア航空 北欧三国(ノルウェー、スウェーデン、デンマーク)共同 T2 
●オーストリア航空 オーストリア T2
bmi ブリティッシュ・ミッドランド航空 イギリス
LOTポーランド航空 ポーランド
スパンエアー  スペイン
TAP ポルトガル航空  ポルトガル
●スイスインターナショナルエアラインズ スイス T2
南北アメリカ
●ユナイテッド航空 アメリカ合衆国 N
USエアウェイズ アメリカ合衆国
●エア・カナダ カナダ T2
ヴァリグ・ブラジル航空 ブラジル N(現在日本路線運休中)
アフリカ
南アフリカ航空 南アフリカ

T2=第二ターミナルビルから移動 N=第一ターミナルビル間(北ウィングから)移動

その他、ANA系のエアージャパン・エアーニッポン、ウズベキスタン国際航空(ウズベキスタン)、エバー航空(台湾)、上海航空(中国)、トルコ航空(トルコ)、香港ドラゴン航空(香港)、MIATモンゴル航空(モンゴル)も第二ターミナルビルから移転。

北ウィングには、ノースウエスト航空(アメリカ)や大韓航空(韓国)などのスカイチーム系の一部、アメリカン航空(アメリカ)、キャセイパシフィック航空(香港)などのワンワールド系などが集結することになる。

6月2日からは、スターアライアンス系がメインの第5サテライト、南ウィングカウンター等、第4サテライト・第5サテライト間の地下連絡通路、国内線ターミナルなどが整備されることになっている。 南ウィングには、免税店も整備されるし。


第一旅客ターミナル乗り入れ航空会社(6月2日から)

北ウイング
ワンワールド系
アメリカン航空 アメリカ ☆
キャセイ・パシフィック航空 香港 ☆
フィンランド航空 フィンランド ☆
ブリティッシュ・エアウェイズ イギリス

スカイチーム系
アリタリア航空 イタリア
エールフランス航空 フランス
KLMオランダ航空 オランダ
大韓航空 韓国
ノースウエスト航空 アメリカ合衆国

ヴァージン・アトランティック航空 イギリス
エアカラン(エア・カレドニア・インターナショナル) ニューカレドニア(フランス領)
エア・タヒチヌイ  タヒチ(フランス領)

☆印=2006年冬に第二ターミナルに移転予定。

南ウイング N印以外は第二ターミナルビルから移動。

スターアライアンス系
全日空(ANA)
アシアナ航空 韓国
エア・カナダ  カナダ
オーストリア航空 オーストリア
シンガポール航空 シンガポール N
スイスインターナショナルエアライズ スイス
スカンジナビア航空  北欧三国(ノルウェー、スウェーデン、デンマーク)共同
タイ国際航空 タイ
ユナイテッド航空  アメリカ合衆国 N
USエアウェイズ  アメリカ合衆国 N
ルフトハンザドイツ航空 ドイツ
ヴァリグ・ブラジル航空 ブラジル N(現在運休中)

ウズベキスタン国営航空 ウズベキスタン 
エバー航空 台湾
上海航空  中国
トルコ航空 トルコ
香港ドラゴン航空  香港
MIATモンゴル航空 モンゴル

国内線 全日空(ANA)、IBEXエアラインズ

第2ターミナル
日本航空(JAL)
JALウェイズ
日本アジア航空(JAA)

スカイチーム系
アエロフロート・ロシア航空 ロシア連邦
コンチネンタル航空 アメリカ合衆国 ★
コンチネンタル・ミクロネシア航空 グアム(アメリカ領) ★
デルタ航空 アメリカ合衆国 ★

ワンワールド系
イベリア・スペイン航空 スペイン
カンタス航空 オーストラリア

スターアライアンス系
ニュージーランド航空 ニュージーランド

厦門(アモイ)航空 中国 ※
イラン航空  イラン
エア・インディア インド
エア・パシフィック航空 フィジー
エジプト航空 エジプト
ガルーダ・インドネシア航空 インドネシア
スリランカ航空 スリランカ
チャイナエアライン 台湾
中国国際航空 中国(北京)
中国東方航空 中国 (上海)
中国南方航空 中国 (広州)
ニューギニア航空 パプア・ニューギニア
パキスタン国際航空 パキスタン
ビーマン・バングラデシュ航空 バングラディシュ
フィリピン航空 フィリピン
ベトナム航空 ベトナム
マレーシア航空 マレーシア
メキシカーナ航空※ メキシコ
※相手機材のみで共同運航
★印=2007年春に第一ターミナルビル北ウィングに移転予定。

国内線 日本航空(JAL)

JR・京成の場合 第一旅客ターミナルビル=成田空港駅(終点) 第二旅客ターミナルビル=空港第2ビル駅(終点より一つ手前)を利用することになる。

成田空港のほうは、1978(S53)年5月21日、新東京国際空港公団により、新東京国際空港として開港。 当時は台湾のチャイナエアラインを除いた国際線が羽田から移転してきていた。 チャイナエアラインの成田への移転は、2002(H14)年4月。

成田空港の開港になり、国内線は羽田、国際線は成田ということになった。

開港当時の成田空港は、滑走路が1本で、第一旅客ターミナルのみだった。 当時のターミナルビルは、北ウィング、南ウィングに分かれ、4つのサテライトを持っていた。

1983(S58)年8月にパイプラインが完成。 これまでの間、ジェット燃料が暫定輸送されていた。 

1992(H4)年12月6日 第二ターミナルビルが完成。 当時は北ウィングと北側のサテライトが閉鎖されていた。

1995(H7)年4月8日、第一旅客ターミナルビル改修工事開始。

第一ターミナルビルのリニューアル完成は

1998(H10)年2月1日 第1サテライト

1999(H11)年3月16日 北ウィング・中央ビル新館。 これをもって南ウィングが一時閉鎖されていた。 これまで第一ターミナルビルの案内は、反転式のパタパタ表示となっていた。

2002(H14)年12月16日 第3サテライト

2004(H16)年10月19日 第1サテライトと第2サテライトを結ぶ通路
同年11月15日は、第4サテライトも完成。 

2006(H18)年6月2日 第5サテライト、第4・第5サテライト間の連絡地下通路、南ウィングの完成により、リニューアルオープン。

新東京国際空港公団が民営化され、成田国際空港㈱(NAA)になったのは、2004(H16)年4月1日のことだった。

成田空港への鉄道乗り入れ

1978(S53)年5月21日、新東京国際空港(現、成田国際空港)開港に合わせ、京成本線の京成成田~成田空港(現、東成田)間が開業。 当初は、空港ターミナルビルから離れた位置にあったので、バスに乗り継ぐ必要があった。 京成上野~成田空港間にスカイライナーAE車が登場。

1990(H2)年6月19日 AE100型ニュースカイライナーの登場。 1993(h5)年までに順次AE100型に置き換えられていた。

1991(H3)年3月19日、JR線の成田~成田空港間、京成線の京成成田~成田空港間の新線と同時に開業。 253系成田エクスプレス(NE’X)も登場。 これまでの京成成田空港駅は、東成田駅に改称された。 スカイライナーはすべて成田空港発着に。 京成成田~東成田間は、京成東成田線という支線となった。

1992(H4)年12月3日 第二旅客ターミナルのオープンに備え、空港第2ビル駅が開業。

1998(H10)年11月18日、京急空港線の天空橋~羽田空港間の開業により、羽田空港と成田空港を結ぶ直通列車も登場した。これまで羽田・成田の両空港を結ぶ交通手段は、リムジンバスのみとなっていた。 一時はヘリによるシャトル輸送もあった。

2002(H14)年10月27日 芝山鉄道線、東成田~芝山千代田間が開業。 芝山千代田駅は、成田空港の整備地区の前にある。

成田エクスプレスのほうは、1991(H3)年の登場当時は、池袋、新宿、横浜~東京経由~成田空港間のみの運転となっていたけど、現在は、大宮、高尾、大船発着も加わっている。 

NE’Xは、臨時で小田原まで乗り入れることもある。

京成スカイライナーの運転区間 1978(S53)年5月21日~1991(H3)年3月18日 京成上野~成田空港(現、東成田間) 登場当時は、京成上野~成田空港間がノンストップとなっていた。

1991(H3)年3月19日~ 京成上野~成田空港間

2010年度に成田空港への新線(京成成田新高速線)、印旛日本医大~成田空港間が開業すれば、時速160Km/h運転対応の新型車両により、日暮里~成田空港間が36分で結ばれることになる。

世界の主要空港と都心の間のアクセス所要時間は

ドイツ フランクフルト 10分
英国 ロンドン・ヒースロー 16分
中国 香港 23分
米国 シカゴ・オヘア 45分
フランス シャルル・ド・ゴール 29分
日本 成田(現状)最速51分 → 整備後36分
となっている。

成田空港は、日本航空(JAL)、全日空(ANA)のほか、アメリカのノースウエスト航空(NW)のハブ空港となっており、ノースウエストは、外資系航空会社で成田発着便が最も多いということになる。成田空港には、ノースウエスト航空の整備基地もある。

成田からは、デトロイト、ミネアポリス、ロサンゼルス、シアトル、ポートランド、サンフランシスコ、ホノルル、グアム、サイパン、香港、上海、マニラ、北京、シンガポール、バンコク、ソウル、釜山、広州となっている。
昨年10月までは、成田~ニューヨーク間の直行便も運航されていたことがあった。

ノースウエスト航空は、1926年10月1日に設立。 本拠地は、アメリカ、ミネソタ州イーガン市(ミネアポリス)となっている。古くからオランダのKLMオランダ航空と国際提携されていることで有名である。

ANAの国際線 成田からは、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ワシントンDC(ダレス)、ニューヨーク(JFK)、ロンドン、パリ、フランクフルト、北京、大連、瀋陽、青島、上海(浦東)、杭州、広州、廈門、香港、シンガポール、ホーチミンシティ、バンコク、ソウル(仁川)、台北(エアーニッポン便)、ホノルル(エアージャパン便)で運航されている。
by hy_sengen-sin | 2006-06-02 12:34 | 航空機