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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

北総7500形

2月20日、北総鉄道北総線の新型車両である7500形が登場。 

この列車は、京成新3000形ベースの京成グループ新標準車体の車両で、7300形(京成3700形の姉妹車)以来15年ぶりの新型車両として導入されたのである。

京成グループ新標準車体とは、2003(H15)年2月1日に登場した、京成新3000形に始まり、昨年5月に登場した新京成のN800形に続いて3段目となる。

帯は、濃い青色(北総ブルー)と水色(北総ライトブルー)となっているけど、先頭車の帯の部分に、航空機の翼をイメージした形状となっている。

こちらは、羽田空港と成田空港が結ばれるということでこうなったのである。 成田空港への乗り入れは、2010年度中の予定なので。

先頭車には、7801Fと同様に車椅子スペースがある。 

制御装置 VVVFインバータ方式(IGBT) 冷却装置には純水が使用されている。

第一陣の7501Fは、2月1日に東急車輌から出場。 2月20日営業運転開始。

運転範囲は、既存の北総車と同様に、印旛日本医大~羽田空港、西馬込間となっている。 

この7500系は、今年度中もう1本(7502F)が、来年度中に7503Fが導入される予定となっており、ゲンコツ電車こと7000形が置き換えられることになっている。

それよりも、7000形よりも老朽化の激しい7250形(元京成3200形)の行く末も気になります。

7000形は、1979(S54)年に6両3編成が登場。 やはり同期に製造された都営10-000形初期型と同様にスキンステンレス製であるため、老朽化が早まっていたので、早くも廃車となってしまうことになる。

成田高速鉄道=今年2月4日に着工され、併行する北千葉道路も整備されることになっている。

京成新3000形、今年度は6両編成4本24両導入予定だけど、東急車輌製の3015、3017Fが既に落成、営業運転入りしている状態である。

2月28日~3月1日、3月9日~10日には、日本車輌製の新3000形が、豊川から逗子まで甲種回送され、東急車輌で整備された後、京急、都営浅草線経由で京成の宗吾参道まで輸送されることになっている。

こちらは、3008Fで試行された純電気ブレーキが本格採用されている。

これにより、3200形の廃車が進められることになり、今年になってからは3257Fなどが廃車となっている。
by hy_sengen-sin | 2006-02-22 13:26 | 鉄道車両・路線