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交通(主に鉄道)活動・イベントの日記です。フェルメール・ブルーとは、筆者のお気に入りの列車である小田急60000形MSEの色である。


by hy_sengen-sin

モバイルSuicaについて

いよいよ明日からモバイルSuicaのサービスが開始されるけど、対象機種(おサイフケータイ、EZ Felicaの一部)の導入に加え、VIEWカードの入会が必須となってくる。 やはり料金はVIEWカードによって引き落とされることになる。

1月28日現在の対応機種は、
NTTドコモ(おサイフケータイ)=F902i、N902i、P902i、SH902i、SO902i、F702iD、N901iS、P901iS、SH901iS
au(KDDI、EZ Felica)=W41S(アプリのダウンロードは2月2日から)、W32H、W32S

となっているけど、今後も増えてくる予定である。 ボーダフォンのほうは今のところ対応機種は出ていない。

Suicaの使える区間は東京近郊区間のJR線、東京モノレール、りんかい線、仙台エリアのJR線、新潟エリアのJR線となっている。

東京近郊区間=山手線、京浜東北線、根岸線、埼京線、川越線、東海道線、横須賀線、南武線、鶴見線、横浜線、相模線、伊東線、中央線、青梅線、五日市線、八高線(南線と北線の両方)、武蔵野線、宇都宮線、高崎線、常磐線、成田線、水戸線、両毛線、上越線、総武線、京葉線、外房線、内房線、東金線、成田線

東京モノレール(浜松町~羽田空港第2ビル間)、りんかい線(大崎~新木場間)

一部のSuica定期券では、東北新幹線(東京~那須塩原間)、上越新幹線(東京~高崎間)でも使用出来る。

東海道線は熱海まで、中央線は韮崎まで、上越線は渋川まで、東北(宇都宮)線は黒磯まで、常磐線は日立まで、総武線は成東まで、成田線は成田まで、内房線は君津まで、外房線は大原までとなっている。

Suicaは、2001(H13)年11月18日、これまでのイオカードに変わるICカードとして登場。導入当初は首都圏近郊区間の424駅のみだった。 

JR以外の会社による委託駅である綾瀬(東京メトロ委託)、新横浜(北口改札のみJR東海委託)でも使用出来るけど、新横浜駅でのSuicaへのチャージは、北口では出来ない。この場合は篠原口で行うことになる。

但し、偕楽園臨時駅ではSuicaが使用出来ないので要注意である。

仙台エリア 東北線の白石~小牛田間、岩切~利府間(黒磯~白石間では使用出来ない)、常磐線の岩沼~山下間(日立~山下間では使用出来ない)、仙山線の仙台~愛子間、仙石線全線となっている。

新潟エリア 信越線の東三条~新潟間 越後線の吉田~新潟間 白新線全線となっているけど、羽越線の新津~新発田間はSuicaが使用出来ない。

こちらはJR西日本のICOCAと共通化されているけど、ICOCAのショッピングサービスには対応していない。

ICOCAのエリア 大阪環状線、JRゆめ咲線(西九条~桜島間)、琵琶湖線(長浜~米原~京都間)、JR京都線(京都~大阪間)、JR神戸線(大阪~姫路間)、山陽線(姫路~相生間、兵庫~和田岬間)、赤穂線(相生~播州赤穂間)、
湖西線(山科~近江舞子間)、草津線(草津~貴生川間)、奈良線(京都~木津間)、大和路線(JR難波~天王寺~加茂間)、桜井線(奈良~高田~王寺間)、学研都市線(京橋~木津間)、JR東西線(京橋~尼崎間)、JR宝塚線(尼崎~篠山口間)、嵯峨野線(京都~園部間)、阪和線(天王寺~和歌山間、鳳~東羽衣間)、関西空港線(日根野~関西空港間)

ICOCA=2003(H15)年11月1日登場。こちらは、Suicaとは異なり、子供用ICOCAもあるのが特徴である。 Suicaとの共通使用開始は、2004(H16)年8月1日。

ICOCAは、スルッとKANSAIのエリアで導入されているPiTaPaと共通化されているけど、来年度中には、Suicaとの相互使用が開始される予定である。ICOCAとPiPaTaは、今年1月21日に相互使用開始されたばかりである。

PiPaTaは、2004(H16)年8月1日、阪急、能勢電鉄、京阪の3社で先行導入された。2月1日からは、大阪市交通局(地下鉄、バス)、阪神、大阪モノレール、北大阪急行(北急)、阪急バスでも使用出来るようになる。さらに、神姫バス・神姫ゾーンバス発行のNicoPaのエリアでも使用出来るようになるけど、NicoPaがICOCAやPiPaTaのエリアで使用することが出来ない状態である。

あとは、Suicaもグリーン券代わりとなり、湘南新宿ライン、宇都宮線、高崎線のグリーン車でタッチすればグリーン車に乗れるというシステムもある。3月18日には、東海道線、横須賀・総武快速線系統のグリーン車でも使用出来るようになる。

飲食店や自動販売機などでもSuicaが使用出来るけど、自動販売機の場合、ボタンを押してからSuicaをタッチすることになる。

来年3月には、PASMO(パスネット、バス共通カードの後継ぎICカード)が導入されるのに伴い、Suicaと共通化される予定。これを期に、埼玉新都市交通(ニューシャトル)、JRバス関東、仙台空港鉄道(来年度末に開業予定)でも使用出来るようになる予定である。

PASMOの導入予定会社 (鉄道)=小田急、箱根登山、京王、京成、新京成、北総、京急、埼玉高速、相鉄、つくばエクスプレス、西武、多摩都市モノレール、東京メトロ、東急、都営地下鉄・都電、東武、東葉高速、舞浜(ディズニー)リゾートライン、ゆりかもめ、横浜高速鉄道、横浜市営地下鉄となっているけど 同時に伊豆箱根鉄道、江ノ電、関東鉄道、千葉都市モノレール、横浜新都市交通(シーサイドライン)も新規参入する予定である。

(バス)=伊豆箱根鉄道、神奈川中央交通、湘南神奈交バス、津久井神奈交バス、横浜神奈交バス、相模神奈交バス、藤沢神奈交バス、関東バス・ケイビーバス、京浜急行バス、羽田京急バス、横浜京急バス、横須賀京急バス、西武バス、西武自動車、西武観光バス、東急バス、西東京バス、多摩バス、富士急行、富士急湘南バス、フジエクスプレス、富士急山梨バス、富士急平和観光、富士急シティバス、富士急静岡バス、山梨交通、山交タウンコーチ、江ノ島電鉄、江ノ電バス、川崎市営バス、京王電鉄バス、京王バス東、京王バス南、京王バス中央、京王バス小金井、国際興業バス、都営バス、箱根登山バス、小田急箱根高速バス、船橋新京成バス、習志野新京成バス、松戸新京成バス、横浜市営バス、小田急バス、小田急シティバス、立川バス、シティバス立川、川崎鶴見臨港バス、臨港グリーンバス、京成バス、千葉中央バス、千葉海浜交通、千葉内陸バス、東京ベイシティ交通、ちばフラワーバス、ちばレインボーバス、ちばシティバス、ちばグリーンバス、京成タウンバス、京成トランジットバス、市川交通自動車(市川ラインバス)、相模鉄道バス、相鉄バス、千葉交通、東武バスセントラル、東武バスイースト、東武バスウエスト、朝日自動車、茨城急行自動車、国際十王交通、川越観光自動車、
日立自動車交通、平和交通、団地交通とバス共通カードよりも拡大されている。

りんかい線のほうは、りんかいSuicaに統合されることになる。

これにより、パスネットカード、バス共通カードは順次廃止されることになる。

これまでのSuica・イオカードおよびパスネットカードでは不可能であった、東京メトロ東西線・千代田線とJR線との相互利用も、PASMOの導入により、1枚のICカードで可能となる。


NTTドコモは、NTTの子会社である有名な携帯電話のキャリアで、1991(H3)年8月14日に設立されていた。 かつては携帯電話のほか、PHS、クイックキャスト(旧ポケットベル)事業も主力だったけど、PHSやクイックキャストのほうは、すでに新規加入が終了している。来年秋頃には、PHSのサービスも終了することになり、ドコモのPHS事業の幕を閉じることになる。かつて筆者はNTTドコモ(旧NTTパーソナル)のPHSを保有していたこともあった。

PHSのほうは、NTTドコモ、ウィルコム(旧DDIポケット)、東京電話アステルの3社によって行われていたけど、携帯電話に押されて衰退し、現在は、ウィルコムだけが生き残っている状態である。 こちらは料金プランの変更、携帯料金よりも安い料金の採用により巻き返しを図っている。

ドコモの携帯電話は、PDC方式のmovaとW-CDMA方式のFOMAがあり、現在はFOMAが主流となっている。 

最新の902シリーズは、モバイルSuicaにも対応おり、902iユーザー同士で使えるプッシュトーク機能もある。

ドコモ(FOMA)のパケット定額制サービスであるパケホーダイは、これまで6700円以上のプランでないと組めなかったけど、3月1日からすべてのプランでも組めるようになる。

筆者も使っているauは、1987(S62)年に設立された日本移動通信(IDO)が前身となっている。 2000(H12)年頃からは、IDOからauブランドとなり、KDDIの携帯電話部門となっている。IDOは、トヨタ自動車の系列となっていた。 現在でも、トヨタ自動車の販売店の一部でもauの携帯の取り扱いがあり、こちらは、PiPitと呼ばれている。

方式は、CDMA 1Xと、CDMA 1XWINがあり、後者はパケット定額制にも対応している。

WINは、2003(H15)年11月28日に発売されたW11H、W11Kである。 日立のモバイル部門への参入はこの時からである。 現在の機種が故障した時にこれらの機種を代替機として使用していたこともあった。

ちなみに筆者の携帯は、三洋製のW21SAで、ラジオも聴ける。昨年12月に導入した機種なので、着うたフル、EZ Felicaには対応していない。

最近になってから、LISMOサービス(音楽配信サービス)対応の新機種(W41シリーズの7機種)が発表されている。 こちらは、W41Sを皮切りに発売され、W41T(MUSIC-HDD)、W41H、W41CA、W41K、W41SA、neonも順次発売されることになる。
うち、W41H、W41CA、W41Sは、EZ Felicaにも対応している。

LISMOサービスは、パソコンと連携しているので、パソコンを持っているユーザーにとって重宝することになる。

昨年の10月には、ツーカーと合併し、ツーカーブランドの携帯は、KDDIで扱われるようになっている。ツーカーはかつて日産自動車の系列であった。ツーカーの番号のままauの機種に変更というサービスも行われている。

ボーダフォンは、イギリスの有名な携帯キャリアで、2001(H13)年10月にJ-PHONEが日本テレコムグループから英・ボーダフォングループ入りし、2003(H15)年10月1日に、ボーダフォンブランドの機種となっている。 

J-PHONEの前身は、日本テレコム系列のデジタルホングループだった。 

ボーダフォンでも、パケット定額制やLOVE定額などのサービスがある。 ボーダフォンのメールアドレスには、それぞれの登録地域を表す記号があり、東京地域で登録された場合は、vodafoneの前にt.が付くことになる。
by hy_sengen-sin | 2006-01-27 23:49 | 鉄道車両・路線